花咲く森の道 くまさんに出会った
小熊じゃないけど、まあいいや。
しかし、この歌はヘンだよね。
子どものころからヘンだと思ってたけど、今聞いてもヘンだ。
とりあえず、出会った熊が人語を話す場合はともかくとして、ふつーの本土ツキノワグマに出会った場合は、スタコラ逃げてはいけません。
まず熊が生息する森(山)に入るときは、音楽を鳴らすなどして人間が近づくことを知らせましょう。
それでも出会ってしまったら、熊のほうを見ながら、そろそろと後退して熊のパーソナルスペースから遠ざかりましょう。
死んだふりは無駄です。
木に登ってもいけません。
熊が追いかけてくるようなら、持ち物を投げるなどして(熊にぶつけないように)熊の気をそらせながら、走って逃げましょう。
…と、北陸は若狭湾に面する某市でもらった県広報に書いてあった。
ついでに「放射能漏れの警報が出たら、コンクリートの建物の中に入って、警報が解除されるまで出ないように」とも書いてあった。
熊はともかく、放射能はどーすりゃいいのよ。
コンクリートの建物で防げるんですかぁ。
警報って、いつ出て、どの段階で解除されるんですかぁ。
そこに住んでいたのは1年半だけですが、阪神淡路大震災の直後でね。
みんな言ってました。
「この辺で地震があったら、多分ボランティアは来てくれない」
その後、場所はちがうが、あやうくそういう事態になりかけたことは、みなさんご存知のとおりである。

猫が潰しているのは長野オリンピックのマスコット
このごろ、うちの猫のお気に入りは、よく温まった…というか熱くなった乾電池の充電器である。
かかえこんだり、枕にしたり。
戸外は秋風が吹いているが、家の中は蒸し暑い。
熱でもあるのか?と抱き上げてみても、大体いつもと同じぐらいの体温だ。
どーした、まゆ。メルトダウンするなよっ。
ということで、今日のお題は「チャイナ・シンドローム」でいってみよー。
古い映画です。
たぶん30年ぐらいまえ。
たしか、マイケル・ダグラスが俳優デビューしたのが、この映画だったんじゃないかな。
ヒゲ面のカメラマンをやっていた。
演技はイマイチだったけど、可愛かったね。
今も演技はイマイチだが、可愛くなくなった…
主演がジャック・レモンとジェーン・フォンダ。
こちらはまあ演技に文句はないか。
原発事故を扱った映画です。

例によってネタバラあります
たまたま記者(ジェーン・フォンダ)とカメラマン(マイケル・ダグラス)が原発を取材中に、事故が起きる。
大騒ぎしている管制室の様子をこっそり撮影したフィルムを専門家に見せると「炉心溶解だ」と教えられる。
大惨事が起こる寸前だったのだ。
のっけから、ぐいぐいきます。
ジャック・レモン演じる技師が(すいません、役名をひとつも覚えてません)正常値を示している計器を指でつつくと、いきなり針がガクンと下がってしまう。
見ているほうもギクリとしました。
これはスクープだ!と意気込む記者だったが、電力会社の圧力でボツにされてしまう。
電力会社は企業の利潤しか考えない。
発電所の工事は手抜き、正規の検査も行っておらず、邪魔な人間を次々と排除しようとする。
記者の協力者も殺されてしまい、ジャック・レモンの技師は管制室に立てこもって不正を暴露しようとする。
ジェーン・フォンダはその様子を中継して意思を伝えようとするが、伝わったのは技師の「きちがいじみた様子」だけ。
電力会社の要請で出動した警察によって技師は射殺されてしまう…
社会的な問題を扱いながら、娯楽作品としても一級品でした。
役名はひとつも覚えてないけど、いろんなシーンが頭に残っている。
ジャック・レモンが検査写真が全部同じだということに気づくシーン。
「これはコピーだ、実際には検査していない!」
そういや東電が同じことをやってましたね。
電力会社の体質って、ドコも同じ?
そんで、この映画と同時期にスリーマイル島の事故があった。
それから数年後にチェルノブイリの大事故があった。
私は広瀬隆の本を読みまくった。
まあ、読んだだけで、何もしなかったから「原発にイエス」と言ったのと同じですけどね。
ところで、広瀬隆の本を読んで、ちょっと首をかしげることがあった。
メドベージェフ氏の「ウラルの核惨事」という本が随所に引用されていて、それはいいのだけれど、まるでその作者が原発を非難しているかのような印象を与える引用の仕方だったのである。
しかし「ウラルの核惨事」を読めば分かるが、この作者は「そんな放射能汚染なんかなかった、そんな話はSFだ」と人に言われたことに反論するために、この本を著している。
内容は科学的な検証だ。
恐ろしいことに、この人は「核惨事があったことを証明したい」だけであって、科学の発展のためには多少の犠牲はやむをえないといった風な書き方までしていたように記憶する(すいません、読んだのが20年ほどまえなので、断言はできません)
科学者ってあぶねえ。
明日は危ない科学者の映画でもお題にするかな(笑)
今日のうた:童謡「森のくまさん」