This Dissy World
私達は理科の授業で物理学の法則について学びます。あなたは、ニュートンの運動の第一法則を覚えていますか。あなたはその法則を、例えば回転している世界の上でどうして私達は目まいを感じないのか、どうして私達はジェットコースターでは動きを感じるのに、もっとずっと速く動いている飛行機では感じないのか、というような日常の単純な疑問に答えるために応用する事が出来ますか。
Q.もし世界全体が時速約1600`で回っているとして、どうして私達は目まいを起こしたり風を感じたり、どういう訳でその動きに気付かないのでしょう。それは単に慣れているから、というだけなのでしょうか。
A.いいえ、それは地球の自転が一定の変わらない運動で、私達は動いている変化だけを感じることが出来ないからです。動いている物体が向きか速度のどちらかの運動を変える時はいつでも、私達はそれが加速を経験したと言います。
乗客が、真っ直ぐに一定の速度で動いている車に乗っていると仮定します。あなたは体の周りを押している力を感じません。しかし道が直線からカーブに変わるとすぐに、あなたはカーブの外側に向けてわずかに押されるために、あなたの身体はそれに気付くようになります。或いはもし運転手が突然アクセルを踏んだら、座席の背に押し付けられるためにあなたの身体はそれに気付くようになります。或いはもし運転手が突然ブレーキをかけたら、車の前方に向けてわずかに押されるのであなたの身体はそれに気付くようになります。でも、車が速度を上げたり下げたりカーブを曲がったりしない限りは、あなたの身体は例え脳が知っていても、それが動いているのを知りません。
あなたの脳は地球が回っているのを知っていますが、その動きが滑らかで一定であるためにあなたの身体は知らないのです。アイザック・ニュートンが運動の第一法則に表したように、あなたを始めとする一定の速度で動いている物体は外側に作用する力が無い限り、その道を動き続けるでしょう。そのような外側の力が無ければ、物体は動いていると気付きさえしないのです。
Q.私達は地球の表面の湾曲に沿って移動しています。それは一定の速度かもしれませんが、直線ではありません。それなのにどうして、私達は外へ向かって押し出されないのでしょう。
A.私達は押されています。しかし湾曲はとても緩やかで地球はとても大きいので、私達はほとんど直線上を動いているようなものなので、外への力はとても小さいのです。
この事は全て、遊園地の乗り物をデザインする人々をとても落胆させます。なぜなら、私達に多くの運動を経験して欲しいと思っているからです。彼らは私達に不安だと感じさせようとします。
その中(→テーマパークや遊園地の乗り物のコト。)の全ての場所において、一定の速度でたった一つの方向に動く乗り物は無いからです。全ての乗り物はぐるりと回すか、最初に上に上げてそれから下に投げるか、上下と同時に回るいくつかの滅茶苦茶な組み合わせを経て動かすかのどちらかです。最も良いジェットコースターは、加速と減速と旋回、カーブを伴った上下運動を兼ね備えています。メリーゴーランドでさえ絶えず直線から方向転換させていて、円を描いて回るように押し付けているのです。
あなたはなぜ地球が自転しているのに、風を感じないのだろうと思うかもしれません。それは空気が私達と同じ速度、時速1600`で運ばれているからです。だから私達と空気の間には、関連した動きは無いのです。
Q.もし地球が時速約1600`で回転しているなら、どうして私達ははるかにゆっくり動く飛行機に乗っている時に、真下で地球が動いているのを見ることが出来ないのでしょうか。
A.なぜなら、あなたが日々のわずらわしさから逃れて休日を過ごすために島へと飛んでいる時でさえ、あなたはわずらわしさの一部であることを免れないからです。あなたの乗る飛行機は下の山々とほとんど同じくらいしっかりと地球にくっついているのだから、私達は皆同じ船に乗って地球の表面と一緒に時速1600`で東に向けて航行していると言えるかもしれません。
もちろんあなたは飛んでいる時に、あなたの下で地面が“動いている”のを実際見ます。しかし、あなたが見ているのはあなたの飛行機自身の動きであって、地面の動きではないのです。これは車で幹線道路をスピードを上げてとばす時に、木々が“後方へ疾走する”のが見えるのと同じです。これは気付くべき重要な点です。絶対的な動きというようなものは無いのです。あらゆる動は相対的なものです。「何に対してなのか」を特定する事無く、動いているとか動いていないとか言えるものは無いのです。動きはある独立した基準点と比較されて、初めて動きとなるのです。
木々にとってはあなたと車が動いているのですが、あなたと車にとっては木々が動いています。どっちが正しいのでしょうか。もしあなたが1秒前に車の中で生まれたとしたら、あなたは自分自身を基準をして使い、動いているのは木々の方だと信じるでしょう。経験によってのみ、私達は私達の外部の基準を受け入れるようになります。もし運転手が自分自身を基準点として受け入れれば、それぞれの人の基準が異なる方向に異なるスピードで動いているので、木々は様々なスピードで四方八方に“動く”ことになるでしょう。しかしながら静止した木々の方が(我々動く人間より)ずっと扱い易いので、私達人間は、木々や木々がくっついている土地を静止した基準とすることに同意したのです。
しかし、後ろに下がってもっと広い視野で地球を見てみましょう。私達が赤道のヤシの木が地面と一緒に時速約1600`で動いていると言う時、私達は基準点は何かを尋ねなければなりません。地球の中心に関連している、というのはどうでしょうか。それは、地球全体の上か内部にある円を描いて動いていない唯一の点なのです。言い換えれば、私達は地球の中心を“静止した”基準としているのです。でも少し待って下さい。もっと後ろに下がってみましょう。
惑星(=地球)全体は太陽を中心としてその周りを時速17100`で回っているので、私達は太陽を新しい基準として受け取ることも出来ます。
しかし、太陽それ自身も他の星に関連して動いています。そしてその星も銀河の中心に対して動いています。そしてその銀河も……

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