幻覚の中で

2012/7/25 | 投稿者: kyouki

途端に物語が書きたくなった



非現実都市の「猛毒ハバネロ」の回想部分がベース

「私を殺してくれないか」っていうことを言わせたかった(

私を殺してくれないか?


迷い、恐れの見えない、決断した眼差し
暗澹とした闇に沈んだ場所で、彼女は呟く


私はもう辛くなった...これ以上、良い人が死んでいくのはゴメンだ...。


凛としていた目を少し落として言う
何故自分で死ななかった...?


死ねなかったんだ...疲れてしまって...そのまま寝てしまった。


...愚かだな...


何とでもいえ。私とて、私が情けない。


それで、泣いたと?
目元が濡れている


...!
......。


――揺らぐ

...あの少年はどうするんだ?
お前が此処まで生きれこれたのも、彼のお陰だろう
お前を認めてくれた数少ない人も、彼だろう...?


...私は...私に関わる人を...もう殺したくない......。
...死ぬしかないじゃないか......。


――迷う

だからと、恩を返さないまま死ぬのか...?


......


...それでも生きろ
お前は、お前のことも想ってくれた人のことを考えろ


......


恩は今すぐ返さなくてもいいんだ...いつか、返すときがくるまで...
――生きろ









光が見える
まぶしい

光の先には人影......誰?
というか...アレは何なの?

生物はこちらに近寄ってくる。
疲れで動くことすら出来ない。

もはや、この先のことなんてどうでもよかった。



「・・・・・・!」



生物は何か言った後、駆け寄ってくる。
近くで止まると手に持っていた何かを、急に飲まされた。


急に水を飲まされたので、咽《むせ》びこむ。

水筒を手渡され、痛んだ喉を我慢して飲み干す。
数回せきをした後、ありがとうと呟く


「今度は大丈夫」
メフィストは答えた
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2012/7/29  14:16

投稿者:パンサー

ありがとう...

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