なんの曲か忘れたけど静かに長〜い音で終わる曲が,隣家の水道管の音と一致して,貧弱なスピーカからの音質が向上するのを確認しました。
たぶんプロコフィエフのシンデレラかなにかだと思います。
音名はなにかなぁと考えましたが絶対音感もなく,相対音感も貧弱でわかりません。
でも絶対音感というコトバはそもそも言葉の矛盾で,何億分の1セントでも狂っているのに気づけなければ「絶対」とは云えません。
「相対音感に優れる」というのは,まぁだいたい合ってりゃいいやとする範囲が広い人のことで,逆に絶対音感とは許容範囲の狭い人ということになります。
要するに世間の多くの人の感覚に一致できない頑固者ということにもなりかねません。こういう人は味覚にも厳格な場合も多く,常人からは奇妙な嗜好の持主と思われたり,またコトバ遣いも死語と思われるようなコトバに異常に執着しがち。
つまり多数決で決められてしまう「世間一般」から多少ズレてしまうということが多いように思います。
不幸にも絶対音感をまだ捨てきれない人は,しかしそれが世間一般と多少ずれていることを自覚すれば「厳格さ」を長所にすることもできるのでしょうね。
もちろんオイストラフも音には厳格なのですが,ズレたとしても許容範囲は多くの音楽好きの許容範囲と「世間並」に一致しているのだと思います。オイストラフに限らず,多くの人気者というのはそういう,世間と齟齬をきたさない感覚の持主ということになるのかなぁ。
なんか「いい加減な占い」の文章を書いてる気分。
近々もう少し『シンデレラ』について掘り下げてみようと思います。

0