『悪魔のトリル』はフリーダ・バウエルとの共演盤がいちばんです。1970年のステレオ録音ですが、ヤンポリスキーとのモノラル盤より曲の構成力が断然優れています。オイストラフと最初に出会う一枚として、この録音は必携です。LPでは『見捨てられたディド』と、ブラームス『雨の歌』の組合わせで極めつけの定盤でした。CDで入手困難なら、レコード・プレイヤごと買うべき。良好な録音をMC型の針で聴きたいところです。「プラシテンの音色」といわれたオイストラフだけの音はここで聴けます。ひょっとするとここでしか聴けないかも。この時期の楽器は「コンテ・ド・フォンタナ」でしょう。(plush / プラシ天 《ビロードの一種で長いけばがある》《口語》 豪華な,ぜいたくな[研究社 新英和・和英中辞典])

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