ギョガンレンズというバンドで、八戸ROXXへ行ってきた。
昨年末の「週末婚ツアー」でタッグを組んだハブノッツと一緒に。
やっぱりROXXはいい。
20周年のお祝いをシャレこんで、会場入りする前に花屋に寄ってイカシた花飾りを手配したトコロ、そこの兄ちゃんも
「自分も高校生の頃、ROXXに出させてもらった事があるんッスよ。20周年なんて凄いッスね」と、喜んでた。
「でしょ?」と、自分の手柄のように鼻の穴を広げて意味不明な返事をしておいたものの、そんなブラリと寄った花屋の兄ちゃんも、当たり前の様にROXXについての思い出を話す時は顔がツヤツヤして楽しそうだった。

サウンドチェック時に、「8年前のキングはアレにヒョイッと跳び乗ってたよねぇ〜」と当時を知る地元の仲間達に耳うちされ、
「そんなに見たいなら、ヤッてみるか」とC調に密かに決意し、いざ本番中にヒョイとやってみたが、全くダメだった。
スピーカー2段積みトレースエリオットは、高かった。
「マーシャル800サイズなら手を使わずに跳び乗れる」という、打撲&骨折等をアホみたいに繰り返し、美人マネージャーを泣かせ続けた黒い歴史に基づく「俺の飛び乗り基準」を持っていたが、2段積みエリオット君はさすがに高かった。
とりあえず片手をついてもズル。それならと両手をついてもグシャ。サスケの挑戦者ばりに助走の距離を十分にとってもゴキッと鈍い音と共にズリ落ちる始末。
ちなみに、翌日の仙台で見たハノイロックスのモンロー師匠が、ステージ横の立派なモニターに跳び乗る際にズルッと地味に滑った瞬間、「どうだ、お前も気持ちが楽になったべ?」と言いたそうに、隣で見てたハブノッツの青ちゃんが優しい目で微笑みかけてきた。
そんな思い出の八戸から、もうすぐ2週間。
ブログを書くのも遅いが、体の回復も予想以上に遅く、あの2段積みエリオット君からズリ落ちてゴキッとやった膝が、やっと今日、あぐらを組んで座れるくらい曲がるようになり、あらためて「八戸ROXX20周年」と「もう、俺の膝が日常生活に影響なし!」を、お祝いしながら「三戸のどんべり」を一人で飲んでいます。
いやぁ、良かった。良かった。

何故か「八角センター」と間違えて覚えてしまっていた「八食センター」。
もちろん今回も、つまみ枝豆が狂喜乱舞する程のヤキヤキ天国。
お互いのステイックについてのドラム談義に花が咲いているご様子。

0