ホチキスで製本した薄いペラペラのモノから、CDやDVDが付録にキッチリ付いてくる立派なモノまで、この世には「ギター教則本」なるモノが楽器屋や書店に数多く並んでいるが、どの本にも掲載されていないであろうマル秘ギター・テクニックを、本日のレコーディング中に盗み見て発見し「う〜ん、そうだったのか!」と、思わず独り唸ってしまった。
このマル秘ギター・テクニックを、誰にも伝えず墓場まで持って行ってもイイのだが、只今すこぶる気分が良いので、こっそり教えてあげる。

誰が創始者なのかは良く知らんが「フィードバック奏法」っちゅうギターテクニックが、そこそこな歴史でエレキ界には存在する。
スピーカーから、ウワ〜ンだとかピ〜だとか発するノイズを意図的に操るアレね。
そんな、勝手気ままなノイズを意図的に操るフィードバッカニストで有名なN・ド・ショボーレ氏(仮名)に、今回のレコーディングに参戦してもらって決定的マル秘テクニックを盗み見た。
ほら、良く見てごらんよ。気が付いたかい?
強烈なフィードバックを感情にのせて音源に押し込めたいなら、ストラップ(肩からギターをブラさげるベルト)をギターから外す事が、マル秘テクニックなんだぜ。知ってたかい?
そうしないと、ギターを体から近づけたり離したり、雨乞いの儀式の様に天高く持ち上げたり落したり、トンデモない方向にヘッドをブルンブルンと振ってみたりと、思いのままにいろんなバリエーションのノイズを発する事が出来ないんだよ・・・たぶんね。
「なんじゃ、そりゃ?」
「ナニを得意気に発表してんの?」
と、スーパーテクニックを持ったギターリスト&未来のギターリスト達から怒られそうだが、只今すこぶる気分が良いのでブログに書いてみた。
すこぶる気分が良い理由は、手前ミソで恐縮だが、レコーディングで出来上がりつつある楽曲たちが、どれも本当にカッコイイからである。ウッシッシ。

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