クリスマスぐらいまでなら我慢もできる。江戸アケミ風に、こぉ〜こぉ〜ろのぉ、も〜ちよーさぁ、ってな感じね。
が、やはり。である。ハロウィン。ってなると、ちと、無理ねーかな?って感じます。下北でも、ハロウィン祭り、みたいなのやっとりましたが…。うーんっ。やっぱ、あれね、日本には日本の、モンスターより妖怪、怪談、稲川淳二、お化け屋敷、って感じがいいよな。天狗、河童、ろくろ首、みたいなね。座敷わらしもオッケー。なまはげもいいよな。
って、みんな楽しんでやってんだから、水刺すようなこと言うのもなんですが…、やっぱ日本の仮装ったら、欽ちゃんの仮装大賞があるもんな。段ボールで、もう中学生みたいに貧乏くさい手作り感満載で15点以上の入選目指して頑張りたい。いや、頑張らないけど…。
と、いいつつも、バックフロムザグレイブ、ハロウィン・ボウル。楽しかった。テキサコを久々観ましたがやっぱ凄かった。その後の出番だったので、ライブすんのに久々緊張したな。
一番よかった仮装はシャロウズの内田裕也だな。ちくしょーっ!って、悔しかったもんな。なんで、思いつかなかったんだろ?って。コミック雑誌はいらない。よかったです。
うちらは直前まで作業着にテプコのロゴつけるか、囚人に警察、で迷ったんすが、リップオフスが銀行強盗だからね。囚人にしました。監獄ロックを尾藤イサオバージョンでやりたかったがスタジオ入れなかったから無理っした。準備段階での相も変わらずなヒロキン頼み。等々、なかなか反省点もありましたがライブは楽しかったっす。
が、ライブ後はみんなオレを置いて挨拶もなしにとっとと逃げるように帰っていきやがった。マジでムカつくぜ。ホントいいバンドだよ。こんなバンドでヴォーカルやらせてもらえて嬉しいっすよ。恐い先輩バンドがいっぱいいる場所で独りになれる時間いっぱい貰えて。チョコレイツはホントいい奴等だ。ビジネスライク万歳だな。
そんな孤独を埋めてくれたのはフェイダウェイズのサクライ君と元ザ傷の安罪勇登ことハヤティーヌ。二人とも年下だが新しい友情の芽生えに年甲斐もなく嬉し恥ずかし朝帰り。サクライ君は北千住在住なんでいつも介抱しながら一緒に帰ってくれる。チョコレイツのドラムは上野在住で電車の方面は一緒だが、一緒に帰ったことは一回もない。オレの車で送っていく時以外は。そしてギターは車で送っていっても、自分が一番最後になるのがムカついてるらしい。
オレは彼等より貧乏だが車を所持してるのでバンドに在籍させてもらってる。ベースアンプを持っていたから。みたいなビル・ワイマンみたいなもんだな。廃車になったらその時点でクビだろう。その車で只今、サンダーローズがツアーに出てる。廃車にしないか心配だ。ま、したらサクライ君と北千住限定でバンド組んでもらお。
話がズレたが、ハヤティーヌから安罪勇登の宅録デモなるCDR、安罪勇登と彼の隠し事。を貰った。こーゆー貰い物は正直、貰っても聴かないんだが、ハヤティーヌだしなー、なんて、暇なんでアダルトDVD鑑賞しないで聴いてみました。
んで、こうゆうの本人に直接言うのって照れて恥ずかしいんでオフィシャルに発信しますが、素晴らしかった。です。どろどろなネガティブも突き詰めればキラキラと美しいものになり、ナイーブも磨けば刃物みたいに鋭くなるってもんです。若い才能ってのは眩しいっすな。
さて、磨かれないバタ臭ささ満載な鈍いヒガミど根性ブルース。奇跡の仲の悪さ、脅威のバランスで成り立つバンド、チョコレイツは土曜日、紅布にてライブです。でわでわ。

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