恒例の垂れ流しが今日も続いた。
この時期の季語『花粉症』っちゅうヤツが思わせぶりなそぶりで、今年も俺の粘膜に吐息を吐きかけてきて、その結果、スーパー鼻水垂れ流しフィーバーが止まらない。
コレだけ大量の鼻水を垂れ流し続けると体内の水分が減りすぎて脱水症状にならないのかコッソリと心配するのだが、今年はフトあることにヒラめいた。
せっかくのコノ垂れ流し、水車を付けて発電できねぇものかと。
そんでもって、いつも使っているベースのチューナーの電力分くらいはイケるんじゃないかと。
ちょうど、先々週くらいにチューナーの電池が切れてしまい、スタジオではチューニングの度にユウ君から借りて、先週のライブのリハ時には「チューニングしなくてもバレねぇかな・・・」と、イチかバチかのギャンブルに打って出て、綺麗さっぱりペグに一切触れる事なく乗り切ったばかりだし。
その昔、マンチェスター出身の「人間風車」っちゅう異名を持つレスラーがいたが、鼻の下に水車をブラ下げて「人間水車」と呼ばれるのも悪くない。
いや、ブルーノ・サンマルチノとのハイブリッドを決め込み「人間水力発電所」っちゅうのもイカしている。
この時期の季語『花粉症』っちゅうヤツが思わせぶりなそぶりで、今年も俺の粘膜に吐息を吐きかけてきて、その結果、不思議ちゃん気取りでボーとしてしまいがちだが、今日は冴えている気がする。

1