「押入れに戻っちまえ、この胸くそ悪いホモ野郎!」
っちゅうタイトルの曲を作ろうとしたが、『押入れ』の響きに強烈な生活感&のんびり間延び感があった為に、いまいち心の中で震え切れずに未完で終わってしまった。
シャレこんで『押入れ』を『クローゼット』に置き換えたトコロで、やっぱりナントモなウ〜ンな感じで・・・。
「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド/彼ら自身による証言」っちゅう薄汚い文献をブック・オフで見つけたのは何年前だろう?確かユイマールがいた頃だから2〜3年か?
その文献をフンフンと興奮しつつ読み終え、印象に残った彼らの美しい証言(語録)のひとつが冒頭のセリフを含んだ
「『押入れに戻っちまえ、この胸くそ悪いホモ野郎!』って、保守的なアンチ・ゲイ・ソングでも書くとしようか・・・」
だった。
ルー先輩が、アホなインタビューアーにマイノリティ派の先導者として奉られて、次回作を聞かれた際にテキトウに答えた証言だと思われる。・・・たぶん。
状況は詳しく記載されていなかったが、そんなトコな様な気がする。・・・いや、ホント俺の考察ね。
そんでもって、もうひとつ印象に残ったルー先輩のお気に入り証言が
「死んじまった虫ケラたちによろしく」
だった。
ウォーホルのコトに触れているのか、どんな状況でこのフレーズが飛び出したのか良く分からないが、すこぶる美しいフレーズ。
そんな美しいフレーズに、ブルブルと心が震えているウチにギターを持てば新曲は完成したも同然で、アッという間に『虫ケラたちによろしく』は完成。
が、しかし、嗚呼この世の無常。
その新曲は他のメンバーの心の心を振るわすほどの力は無く、新曲墓場なる暗闇に飲み込まれて何年が経ったのだろう?確かユイマールがいた頃だから2〜3年か?
そんな『虫ケラたちによろしく』が、よみがえった。
新曲墓場という『押入れ』から見事によみがえった。
ヨリちゃん、ユウくんの二大変態ギターがつまびく、何かイイ感じのスーパー新しい波長ブルーズに、千住のロックンロール・アニマル/トク・リードが載っけて来たタイトルが『虫ケラたちによろしく』だった。
その美しき生還が、イイ感じなので明日のライブで『虫ケラたちによろしく』を試しにやってみます。
■4月5日(日) 東高円寺U.F.O.CLUB
『キィキィキンキーナイト!』
OPEN 18:30 / START 19:00
ADV 2.000 / DOOR 2.500 (共にD別)
【BAND】
I.A.M with The Benjamin Livingstone
Sp.monk & The FunkySousage
THE CHOCOLATES
ゴールデンシルバーズ
THE THUNDERROADS

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