調子に乗って、もう一機のB-17です。これは飛行可能な機体で、運がよければ遊覧飛行させてもらえます。'00年1月に行ったArizonaのMesaという街の航空博物館にありました。Sentimental journeyという名前の機です。残存するB-17の情報は
http://www.ratol.fi/~tmannine/b-17/b-17_survivors.htmにあります。
この日は、いつも真空管などの部品を買っているAES社を訪問することができ、大変嬉しい一日でした。ところが、翌日の仕事を終えてhotelに戻ったら祖母が亡くなったとの連絡が来ていて、最悪の事態になりました。どうやりくりしても告別式までには帰国できず、最後のおばあちゃん孝行をし損ねたままです。
念のために書いておきますが、私は別にB-17が好きなわけではありません。復元の苦労が、真空管アンプを手入れするのにどこか通じるものがあると思っているだけです。この時代の爆撃機で一番好きなのは、UKで作られた木製のモスキートです。あちこちで見ているのですが、満足のいく写真が撮れていないので、ご紹介できないのが残念です。
