2007/7/11
公募展というと審査があって、落選すれば出品料をただ取りされて、入選しても一点しか並べてもらえなくて、偉い人が一杯いるから新米は隅っこや高い目立たない所に展示されるのが普通ですよね。
そんな公募展の常識を覆しているのが汎美展(はんびてん)。
毎年3月に、これまでは上野で開かれていましたが、来春からは六本木(乃木坂)の国立新美術館で開催です。特徴は
1、出品作品に対する審査が無い。会員の推薦する人か、前もって写真などで旧作を見せていただいて、会員が集まって見て良かろうと判断した方の作品を展示します。
2、一人5mまでの壁面を自由に使えます。作品の大きさや点数は自由です。
3、展示位置は抽選に基づいて公平に決めます。ジャンルや会員非会員などの区別は一切ありません。出品料は今の所一人12000円で他の公募展なみですが、落選がないし複数の作品が展示されることを考えれば大変お徳です。
4、入場料を取りません。多くの方に気楽に見ていただけます。見ていただいた方々からは、個性的な作品がゆったり並べられていて、明朗な雰囲気で見やすく楽しい会場であると好評です。
詳しくお知りになりたい方はホームページを見てください。「汎美展」で検索してください。

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