いよいよ明日、早朝の3時、FIFAワールドカップ、決勝進出をかけてのデンマーク戦、楽しみです。早起きして、LIVEで見られるかどうかも楽しみです。
さて、昨日の続きです。
「冷凍庫に閉じ込めれた人が、冷凍庫の電源が入っていなかったにもかかわらず、凍死してしまったのか。」
その答えは、その人は、閉じ込められた瞬間「わっ!大変だ!冷凍庫に閉じ込められてしまった!凍え死んでしまう。」と、思いこんでしまったものと思われます。これは、本当に実話です。
思いこみ、固定観念が、体温の低下をまねき、生命をも奪ってしまったのです。
O・ヘンリーという小説家が書いた「最後の一葉」という小説は、前述のものとは、全く反対の話です。
重い病気で、病室に横たわる少女がいました、その少女は、自分の命はそう長くはないだろうと、思っていました。
病室の外の壁のつたの葉が一葉、一葉、冬の風に吹かれて落ちていきます。
自分の命は、この葉が全部、落ちてしまったら終わりなんだなぁと、少女は思い込んでいました。
ところが、最後の一葉は、強い冬の風にも、なぜか落ちません。冷たい風にじっと耐えているのです。
いつしか少女は、「この葉のように頑張ろう」と思うようになりました。
やがて少女は、奇跡的に病気から回復します。
退院の日、少女は、感謝の気持ちから、「最後の一葉」を、つたの近くまでいって、よく見ると、それは、壁に描かれた「一葉」だったのです。実は、老画家が少女の姿を見て、壁に一葉を書き足したものでした。
(この小説は、日本でも、よくドラマになったりもしています。)
人間はダメだ!ダメだ!と思いこむと、できることもダメになったり、反対に「うまくいく!」と思っていると、難しいことでも、うまくいくようになったりするものです。
心のなかで、いつも「何とかなるさ」といった楽天的な発想をすることが、人生を素晴らしものにします。


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