2011年、今年こそは、いい年にしたい!と願って、スタートを切った人は多いと思います。しかし、現実は、普段と変わらぬ生活、見慣れた光景、なんら疑問を持つことなく、2011年も、日常生活をおくっている人も多いのではないでしょうか。しかし、そこに、自分を変身させる、アイデアが隠されていることがあります。
リンゴの木から実が落ちるのを偶然見たニュートンは、地球に引力があるという万有引力をの法則を発見した話はあまりに有名です。
人類の歴史が始まって以来、リンゴがの実が木から落ちるのをみた人は、ごまんといるでしょう。しかし、それを引力と結びつけて考えた人は一人もいませんでした。
なぜなら「リンゴの実が木から落ちる」この事象(現象)はごく当たり前のことで、多くの人は、不思議にも疑問にも思うことはありません。
この「リンゴの実が木から落ちる」という情報を認識しても、それを「リンゴの実を地球が引っ張っている」という角度で見ていなかったからなのです。
自動車王のヘンリーフォードは、土木現場で使われているベルとコンベアを見て、人が動くのではなく、生産ラインが移動する流れ作業を生み出しました。
それまで、土木作業現場とは、まったくつながりのなかった自動車工場という視点から見ることによって、歴史を変える発明が生まれたのです。(今では、世界中の工場でこのシステムが採用されています。)
このように一つの情報をさまざまな角度や視点から眺めることが、新たなアイデアにつながることがあります。


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