クジラは心理学でいうグレートマザーのシンボルです。
「こころのなかにある母親の存在」の分析、昨日の続き、最終です。
A母クジラのおなかに子クジラがピッタリとくっついているを選んだ人・・・母親に対して「スキンシップを求めています。」母親に対する思いやりから生まれている気持ちなら良いのですが、知らず知らずのうちに自ら求めているようであれば、少々問題があります。この選択を男性がしたのであれば、この欲求を恋人に求めてしまうかもしれません。
B父クジラ、母クジラ、子クジラが家族そろって泳いでいるを選択した人・・・父クジラを登場させて人は、最近では、少し、存在感の薄くなった父親の存在を、しっかりと認識しているようです。「自分のこころの中に母親と父親の存在が同等」だと常日頃、思っているということです。両親に対して、バランスのとれた環境、家庭に育ったといえるでしょう。
C親子で潮を噴き上げながら、泳いでいるを選択した人・・・母親の保護から抜け出して、「しっかりと自立できている」ようです。自立心とともに、向上心も育っていて、精神的には立派な大人だといえるでしょう。ただ、自己顕示欲が強いために、人から疎まれることもありそうです。


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