昨日と打って変わって晴天に恵まれた。
朝一番からの応急処置の授業。
この授業は3時間連続なのです。
「応急の経験ある人〜」という教官の声に、私と女の子が手を上げた。
9人中2人。
ダイビングで習ったコトを伝えた瞬間「今日は任せた!!」と言われた・・・
いや・・丘ダイバーになって十年ほど・・・しばらくやってませんよ・・・
で、昔の事を思い出しながら、講義を聞く。
昔と大分変わった。
昔は肋骨に沿って指を当て、剣状突起を押さないように習った。
今は人命救助の時間を最優先するため、乳頭の中心を押すのだと聞いた。
(垂れてる人は・・)
などと一瞬頭に過ったが、若い女の子が4人居たので止めておく。
久々にジャミー君に会う(人工呼吸、心臓マッサージを練習する人形の名前です)
ジャミー君に会うのは16年ぶりだ。
相変わらず、ヅラでした。
何故か私が皆さんの手本となりながら、心肺蘇生法を行う。
で、小芝居を行いながら、授業は進む。
「事故発生。周囲の安全確認。出血無し。意識の確認。気道確保。呼吸の確認。胎動確認。呼吸無し!」
で、心臓マッサージ。
30回の後、息を2回。コレを5セット。
やりました・・。幾度となく。
昔の記憶が薄れたと思いながらも、意外に出来るもんだ。覚えてました。
で、無事、応急処置も終了。
で、技能。
今日は回避。
教官が左右のどちらか手をかざすので、逆方向に避けろというもの。
「35キロで突っ込んで避けろよ〜。俺轢くなよ〜」と。
で、突っ込んでみたが・・・・到底避けれたもんではない。
一瞬パニクる。
「だろ?だからそうそう避けれるもんじゃないんだ。で、こういう時に必要なのは?」
「急制動です」
「そう!じゃぁ急制動ね!」
と言う事で、今日も急制動。
今日は路面がドライなのでOK。
で、40キロで突っ込んでキキーッと。
今日の5号車はヤケにリアが効く。昨日の感覚でやっていたため、白煙が上がってしまった。
「リアかけすぎ!!ロックしてんじゃねぇかよ!もう一回!!」
で、もう一度。
「フロントかけるときはじっくりな・・ガツンいくなよ・・・」と何回も言われた。
それもそのはず・・・
数日前に急制動でフロントのかけすぎにより、ジャックナイフ状態になり、鎖骨骨折の事故があったらしい・・・。
教官もかなり慎重になってるようで、コレばかり繰り返す。
もちろんキチンと出きるまで繰り返す。
3回目でキチンと停止位置に止まり、フロント7:リア3の割合でブレーキをかけるコツを覚える。(と、いうかマシンのクセを読んだ)
その後、1コースと2コースの練習をし、技能終わり。
4時間後にまた技能がある。
4時間後・・・・・
この時間は実車にて交差点進入とシミュレーターでの危険予測。
半分づつです。
まずはいつもの流し走行。
車がこの時少なかったので、さっさと3速に入れて40キロですぃ〜っと。
薄暗くなってきたのでポンピングブレーキで後続車に合図をしながら、教官の後ろを追う。
教官、負けじと50キロで行く・・・
(って、センセー!流し走行ですよね・・・)
もちろんついて行く。
直線で30キロまで速度を落とし、コチラを見る。
目が合う。
で、何かを感じ、自分も後ろを見る。
随分、後ろと離れてました・・・。
列を正して、流し走行終了。
2コースのおさらいをして、シミュレーター教室へ移動。
シミュレーターで様々なケーススタディを。
ってか、ムリヤリすぎな運転の数々。
トラックが右折を譲ったすきに、奥からバイクが突進!!×2台!!
その間をさく〜〜っと通り抜けた。
右折のつもりが左折とか、細い路地で自転車の飛び出しとか・・・
(自転車轢きました。判ってたんだけど当たっておいた)
交差点前、右左折前に十分に減速して入っていったので、あまり事故が無く、教官もツマラなかったようです。
でも、「あるある〜」って言いたくなる運転の数々。勉強にはなりました。
で、この時間も終了。
来週は波状の体験、シミュレーターの高速走行+事故ビデオのセット教習。
そのあとは2段階見きわめ。
見きわめが終わると、いよいよ卒業検定です。
間近です。

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