求心性と常套句 ブログ

いつもの如く気まぐれなネタで更新しているこのブログ。確かに傾向に変化が在るのは自覚している。
昨年と比較して溢れんばかりのネタが満載な訳でもないのは仕方ない状況だろう。しかしそれも解る。
昨年は民主党政権下だった。つまり不満の発露が、このブログだった訳で国民の声を少しでも代弁を
すべく発信しようとしていたのだ。とは言え現在の自民党政権に全くの不満が無いと言う訳ではない。
しかしながら「それは前政権のツケなのだ。」とするのも常套句である。
大阪の堺市長選挙で「大阪維新の会」か破れた。これは既に地元から求心性が失われているのだと見る
向きも在るが、この政党は意外と足元が弱かった。やはり橋下氏の迷走振りが甚だしかったのが原因
のようだ。正しく「強者共が夢の跡」である。さて話は変わるがテレビのネタ不足も相変わらずだろう。
「大家族スペシャル」もマンネリズムである。訳あり家族も毎回では限界がある。此処で苦言を申した
ところで今更なので、それ以上の事は述べないが、つまりそう言う事である。そろそろAKB48も
人気が頭打ちのようだ。こちらも求心性の低下を感じる。最近、乃木坂46が何となく表に出て来た
のもそれが原因だろう。秋元氏は結局前回の集団アイドルの終焉と同様の轍を踏む。実は他のネタも
と思ったのだが、脱線もいつもの事。もうすっかり秋である。来月は飲み会も多い。
今日は、そんなところか? この辺で終わりにしよう。
昨日のヤフオクは残念だった。


当たり役とマンネリズム ブログ

「あまちゃん」が終わってしまった。小ネタも面白く、それが更に話題をさらった感じも在るのだが、
「宮藤官九郎」さんと「能年玲奈」さんの代表作になったのは間違いなく、互いの「これから」も気に
なるところだ。特に能年玲奈さんは、あまりにも「天野アキ」のイメージが強すぎて、嘗ての上野樹里
さんの「のだめカンタービレ」で演じた「野田恵」と同様の状態を彷彿とさせている。だが当たり役は
後を引くものだ。私はそこで渥美清さんの「車寅次郎」が浮かぶ。場合によっては、それで身動きも取
れなくなる。実は、それがマンネリズムの始まりでもある訳だが、「それでも」と思うものも在るのは
確かで、類型の役もやってほしいと思うが仕方がない。能年玲奈さんの「天野アキ」を見ていると何故
か上野樹里さんが演じた「野田恵」のイメージと重なる。この役はやってみると案外良いかも知れない。
話は変わるが昨夜、札幌は大通公園で開催している「オータムフェスタ」なるものに行って来た。
秋は芸術も食も在ってこそである。今回は胃散を飲む程だった。満足である。
今日は、この辺で終わりにしよう。


全盛期 ブログ

「金スマ」で、黒柳徹子さんと久米宏さんが28年振りに嘗てのTBSの名番組「ザ・ベストテン」の
再現をしていた。そこで「昔取った杵柄」と言おうか、その時の感覚なんてものは、やはり残っている
ものだと感心したのだが、それと言うのも久米宏さんは兎も角、近年の黒柳徹子さんは、やはり御歳
には勝てず、自慢の超絶的な滑舌に陰りが見られるからである。しかしながら御歳80歳であの状態
なら巷の同年代からは驚異的なもので「流石、黒柳徹子!」と唸らせるものがある。思えば彼女の滑舌
はNHK時代から評判のものである。だが本当にインスピレーションさえ冴え絶妙の呼吸で存在を示
したのは、他ならぬ「ザ・ベストテン」での久米宏さんとのコンビだったと言えるだろう。
それを持って双方共に全盛期で在ったと思う。だがあれ程の偉業もTBSのテレビマンとしての気骨
が在ればこそだろう。バブル崩壊後の放送メディアの衰退は著しい。「やはり資金不足が原因か?」
だから海外に資本を求めた結果、半島や中国の影響下に置かれる事態と化したのだろう。
そして現在は精神さえ乗っ取られてしまった。だから露骨に思想さえ反映されている。
特に関口宏さんの「サンデー・モーニング」には、TBSの現状が見て取れる。最近、嘗ての名番組を
復活させる動きも在るが、それには思想基盤も本来の方向に戻す必要が在る。
