極刑の基本原則  コラム



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本日は休みである。だが所用があるのでなるべく早めには済ませるつもりだ。それから来月の引っ越

しに備えた梱包でもしようと思う。今日は本でも片付けよう。レコードの梱包も再開である。そんな感じ

でそろそろ具体性も増してきた。来月は大型の台車を購入する予定だ。色々と忙しい。それが終わる

とようやく自身の事が片付けられるのだが、主治医からは危惧される案件もあり、実は何処で折り合

いを就けようかと思案に明け暮れる。内臓系のものだけに難しいのだ。なのでそれを解決させるのが

これからの課題だ。それもあり、趣味も抑え気味ではストレスも溜まる。しかしながら物欲は現世にあ

っては解りやすいものだろう。それは形として残るのだから尚更なのだ。残ったものは生きた証となる。

実は小生は、御歳を持って出家する予定だった。それは自身の人生と世の中を静観しようと思ったか

らだが、その年齢になってみると、意外に現世で果たさねばならない事がある。 それが迷いの元だ。


さて現世は残酷だ。川崎の少年殺人事件が元となり「少年法」の改正が叫ばれるようになってきたが

それに対し賛否両論があるのも事実だ。 とは言えかなり以前から議論をされているのも見た通りで

はある。人が死ぬと言う事。それだけで大変な事だが、天寿を全うする事なく、不慮の事故や人為的

な要因で死を迎える者は、只々不幸だと言う他はない。もちろん加害者にも、それなりの理由もある

だろう。しかし正当防衛等の場合とは違い、愚にもつかない理由で殺された者の魂は浮かばれまい。


極刑の基本原則は、ドイツの哲学者イマヌエル・カントが曰く「刑罰は悪に対する悪反動である為犯し

た犯罪に相当する刑罰によって犯罪を相殺しなければならない」として絶対的応報刑論に同調したも

のだが、これに対し「刑罰が応報であることを認めつつも、刑罰は同時に犯罪防止にとって必要かつ

有効でなくてはならない」とする考え方は相対的応報刑論と言う。なので日本の場合も死刑を合憲と

している。つまり犯罪者に対する威嚇効果と無力化効果(隔離効果)を根拠に予防説に基づいて合憲

としてるのだが、昭和23年の判例では、応報刑的要素についての合憲性は排除された事があった。


しかしながら予防説では死刑は一種の必要悪であるとして、犯罪に対する反省も無く改善不能で矯正

も不可能な犯罪者は、社会防衛のために死刑にするのも致し方ないと死刑存置派からの論拠もある。

これは一般予防説では、死刑は、犯罪者の生を奪う事により、犯罪を予定する者に対して威嚇をなし

ており、犯罪を予定する者に犯行を思い止まらせるようにする為にも存在する訳だ。つまりは戒めだ。


だが今回の川崎の少年による事件には「少年法」と「刑法」の狭間で、どう折り合いをつけるかが問題と

なるだろう?とは言え極論が飛び交う。それは「少年法」の範囲なれば何をしても加害者の刑罰が減刑

をされるとの認識がある為だが、それを凶悪犯罪の隠れ蓑に使うのもどうかと思う。特に近年は「人権」

とても隠れ蓑なのだから憤りを感じてしまうのだ。なので本来であれば極刑に該当する少年犯罪もある

のだが、被害者の人権は蔑ろにされている。それでは犯罪の定義さえ成り立たなくなってしまうだろう。

よってこれからの判決の行方も気になる処だが、法曹界の「正義」も所詮は御都合主義なれば何の役

にも立つまい。人道的な判断による判決を期待したいが、犯罪者を守る法律こそ排除をされるべきだ。



18歳、中1殺害容疑認める供述「暴行チクられた」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150302-00000006-asahi-soci
リーダー格18歳少年、酒に酔って狂暴化…川崎中1殺害
http://www.hochi.co.jp/topics/20150228-OHT1T50011.html
自民・谷垣幹事長「ただちに引き下げていいのか」 少年法の対象年齢引き下げに慎重姿勢を示す
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS02H4G_S5A300C1PP8000/
死刑:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E5%88%91



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タグ: 少年法 死刑 法曹界




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