米国政府の弱体化と国際秩序の崩壊  ニュース



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本当は国際問題の筈なので、まだ騒ぎになっても良い事件なのだが、意外と終息傾向にあるのが例の

韓国、ソウルで起きた駐留米国大使の襲撃事件だ。 それについては韓国世論も二分しているようだが

同盟関係を結んでいる国なれば、此処まで終息している状態に見えるのは不思議だ。 ネット以外では

特にそうだ。だから細かい情報はテレビ報道では解らない。 これこそ日本の媒体の特異性だが、資本

元の意向は、自ずと影響はされるものだ。それが露骨なのだ。 なんだか文面も冴えないが、米韓同盟

とて日本にとっては所詮「対岸の火事」なのだから仕方あるまい。 だが状況が深刻なのは変わりない。


ケリー米国務長官は、5日に訪問先のサウジアラビアで記者会見し、リッパート駐韓米国大使がソウル

市内で襲撃された事件を批判したのだが、そこで、「我々の外交官を脅したり、危害を加えたりした者に

問われる罪の最高刑での処罰を求める」と述べたのは、当然の事だろう。 この事件は、米国と韓国の

分断工作のようにも思えるが、 そこでケリー氏曰く、「今回のサウジの訪問とは別の問題だが、強調し

たい事がある」「外交官の安全確保はオバマ政権の最優先事項だ。リッパート氏への卑劣な攻撃を深

く懸念している」と非難した。 米国は、此処で下手れると世界の笑いものだ。強硬な対処が望まれる。


韓国の反応だ。聯合ニュースの記事では「同盟国駐在の米大使がテロに遭ったのは初めて」と伝えたが

中東歴訪中の朴槿恵大統領も5日にオバマ米大統領に「見舞い」のメッセージを送った。それと言葉の

表現が不思議だが、韓国外務省は報道官声明で「遺憾の意」を表明している。 このコメントは全文を読

んでも狐に鼻を摘ままれた気分になるのだが、犯人に「遺憾の意」を示して国内問題で、終わらせるよう

な事案ではないのは明らかだ。なので此処はまづ米国に対する謝罪が先で、犯人に遺憾を唱えている

暇はない。韓国政府は在韓米国大使館を通して米政府への対応に当たっているそうだが、海外要人が

警備対象にならない御国柄だけに、その特異性には呆れるばかりだ。対米関係悪化の阻止に懸命だと

の事だが、今回の襲撃事件で明らかになった事は、そのまま国際社会での信用にも関わるだけに韓国

政府は蔑ろには出来ない。なので自ずと韓国政府は国際世論から試される訳だ。これは信用問題だ。


それに韓国では、シャーマン米国務次官による日中韓の歴史認識問題についての発言に対し、猛反発

が起きていた。そこで韓国外務省は「韓米に歴史認識で大きな認識の差はない」として反米感情の沈静

化と米韓関係の改善に努めていたのだが、その矢先で駐韓大使の襲撃事件が起きてしまった。 これぞ

最悪のタイミングと言うべきか? そんな時に米国のオバマ大統領は5日に核拡散防止条約(NPT)の

発効から45年を迎えた事について、「米国は核兵器のない世界による平和と安全を追求する」と声明を

述べた。それを言うのならまづは米国からである。 この声明も変なタイミングだ。米国の弱体化である。

しかしながら今回の事件で喜んだのは中国政府だろう。米韓同盟の崩壊は、正に「漁夫の利」である。



ケリー国務長官「大使を襲撃したテロリストには最高刑での処罰を求める」 外遊先で自ら話を切り出す
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM06H0R_W5A300C1EAF000/?dg=1
【駐韓米大使襲撃】逮捕されたキム容疑者 「日本の天皇を殺さなければならない」 「地球上で米国は消えなければならない」
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/19871.html
「核兵器のない世界平和を」…オバマ米大統領
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150306-00050124-yom-int
駐韓大使襲撃は『最悪のタイミングに起きた』と韓国当局者が恐怖。韓国の外交予定は全て終わってしまった
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/9855670/



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これは余談だが、古いビデオテープのデジタルデータ化で使用している日立マクセルのDVD−RW

には何のエラーもないので100%の確率で作業が出来る。そんな当たり前の事さえ感心をするのは

如何に現在の国内ブランド製品の品質が劣化しているのを物語っている。 それは海外生産の商品

に限るが、品質と生産国の民度は間違いなく影響する。 然も結果も一目瞭然なれば、如何に信用

は品質と密接な関係にある事に目覚めるべきだ。 是非「メイド・イン・ジャパン」の復活を願いたい。

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