現世の原罪  社会・政治



社会・経済 ブログランキングへ



「カンタータ・プロファーナ」と言う、1930年にハンガリーの作曲家であるベーラ・バルトークの作品がある。この楽

曲も小生が好きで聴いているのだが、演奏技術上の難所もあり、演奏会ではあまり取り上げられない。カンカー

タと言う形式上、構成はテノール独唱とバリトン独唱、混声合唱と管弦楽との編成になっている。さてこの楽曲に

は物語性がある。解説をすると「猟師の父親は、9人の息子に狩りを仕込むが、ある日、その息子達は魔法に掛

かった橋を渡る。それで森を奥深く行くと、皆、鹿に変身してしまう。 それを知らずに現れた父親が、その鹿に弓

矢を向けるが、それが息子達だった真相を知らされる。 そこで息子達に帰って来るよう哀願するが、鹿達から返

された言葉は、角が邪魔をして、 扉を通り抜ける事が出来ない為に、このまま森で新しい暮らしを送る事を父親

に告げた。」とした話だ。つまり異界である息子達が迷い込んだ森は、現世からの決別であり、そこで浄化された

為に、その父親が呼び戻そうとしても、 森の泉の水しか飲めない鹿に変身をしてしまった9人の息子達は、帰れ

ないと言うのだ。誠に現世は汚れている。なんだか色々と考えさせられるテーマだ。 余談だが、本日は「文化の

日」。 嘗ては「明治節」だったが、最近は、その辺が曖昧になっているのが残念だ。 何故そうなったのだろう?


そんな目線で政治の世界を見るとガッカリする。民進党の蓮舫代表は、2日に国対幹部が国会内で開いた会合

に出席し、山本有二農林水産相が、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案と関連法案の採決を巡り、再

び失言をした事を「舌の根も乾かないうちに、正にうわべだけだと自ら明らかにされた」と不快感を示して「こんな

発想の大臣が大臣でいるうちには我々は、TPP等、国益に関する質疑は全く出来ない」と述べた。だがこの政党

が与党時代に決めたのが、このTPPの参加だった。 なので本来は、その経緯を踏まえ、下野したから関係ない

なんて訳にもいかないだろう。しかし山本農水相も軽い人だ。過去には「呪われた農水省」とまで揶揄されたが、

こんな人材しか選べないのも何か狙いがあるのかと思う位だ。 もしや「農水省の民度自体(田舎者なので)も低

いのではなかろうか?」と疑ってしまう。だが民進党も偉そうな事を言ってはられない。 またしても恒例の承認案

等の国会審議に対しては拒否である。しかし蓮舫氏は代表就任時に「対案路線で政党としての信頼回復を目指

す」と述べた。それでこれならば情けない。これでよく「舌の根も乾かないうちに正にうわべだけだと自ら明らかに

された」と言ったものだ。これでは自己紹介である。なので今回の件では、山本農水相とのレベルは互角だろう。

さて衆議院特別委員会での対応なのだが、2日夕方の理事会に於て、今後の日程について協議した処、与党側

は「山本大臣の発言は遺憾だが、必要な審議は進めていきたい」と意向を示している。 そこで4日に安倍首相の

出席を求め、締め括りの総括質疑を行ってから採決を行いたいと提案している。 つまり野党が審議拒否をして、

話し合いすら出来ないので仕方なく採決をする。それに対して野党が「強行採決」だと批判をするのだが、やって

る事は、まるでプロレスだ。予定調和にしか見えない。だから野党の存在に価値がなくなる。 なので別に黒幕が

居て、周りがそれに乗った構図しか浮かばない。 何処が日本の政治を動かしているのだろうか?そんな目線で

ものを見ると意外に辻褄も合う。陰謀論やら、そんなものは何かと囁かれるが、真相は誰も知らないものだ。


これは果たして「出来るのかな?」てな記事。韓国の聯合ニュースでは、朴槿恵大統領が、年内に日本での開催

が予定されている日中韓首脳会談に出席をする見通しをつけているらしい。 それについて、青瓦台(大統領府)

の金奎顕外交安保首席秘書官は、2日に国会運営委員会の全体会議に於て「日程が決まれば出席すると承知

している」 と述べていた。 金氏は先月30日に更迭をされた大統領秘書室長の職務代行として、同会議に出席し

た。 そこで朴大統領の親友の民間人女性、崔順実氏の国政介入疑惑については「我々が大統領を補佐する立

場の者としてきちんとサポート出来なかった。国民に申し訳ない」と陳謝をした。それにしても韓国大統領の終焉

は、いつも悲しい。何故そんな恒例行事と化すのか不思議でならない。 今となっては、朴政権は初めから終わっ

ていたような印象しかないが、それは当初から反日路線なれば仕方がない事だ。大統領が自ら日韓関係を否定

していた。それは説明するまでもなく、経済的な繋がりがあるからだが、此処まで国民レベルでも嫌っていれば、

日本政府としても梯子を外すしかなかろう。 米国からも外された。もう駄目だ。 李氏朝鮮の二の舞である。


だからこんな事も起きる。 韓国北西部・仁川沖の黄海で、1日の午後6時50分頃に違法操業を取り締まっていた

韓国海洋警察の警備艇5隻が中国漁船に対し、M60機関銃で約700発の警告射撃を行ったとの事だ。 そこで韓

国海洋警察が違法操業船に銃器を使用したのは初めてらしい。 これは韓国海洋警察が中国漁船2隻を拿捕し

た際、周辺にいた中国漁船約30隻から妨害を受けた事に対応する為の措置だそうだ。それで警告射撃を受けた

中国漁船は、約1時間後に逃走したが相手が中国だけに、これからどうなるのかと思わず気になってしまう。



山本農水相失言 民進・蓮舫代表「舌の根も乾かぬうちに…」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161102-00000526-san-pol
TPP衆院特別委 委員長職権で4日採決へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161102/k10010753971000.html
【聯合ニュース】朴大統領 韓中日首脳会談の日程決まれば出席へ
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2016/11/02/0900000000AJP20161102002800882.HTML
日韓 機密情報の共有協定締結に向け4年ぶり協議再開
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161101/k10010751821000.html
韓国、中国漁船に警告射撃700発…違法操業
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161102-00050070-yom-int
【米大統領選】世論調査でトランプ氏がクリントン氏を逆転 Eメール問題が影響
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161101-00010007-bfj-int



クリックすると元のサイズで表示します



此処にきて、米国大統領選の共和党候補者であるトランプ氏の支持率が、なんと民主党候補者のクリントン氏を

追い抜くなんて事になっている。それは米国大手紙ワシントンポストとABCテレビが、11月1日に公表した民間世

論調査だが、トランプ氏の支持率が、46%でクリントン氏(45%)を1ポイント上回った。ABCニュースでは「クリントン

氏の支持層で、投票する意欲が下がっている」と指摘している。その理由としてはクリントン氏の私用メール問題

で到頭、FBIによる再捜査が決まった事が影響をしたとみられている。さて大統領選の結末はどうなる事やら?

0




AutoPage最新お知らせ