原理主義と政治  社会・政治



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今更だが?此処で原理主義とは何か?なんて話から始めよう。(そんな時は大概ネタはない。)これはキリスト教

では根本主義なんて言い方にもなる。 即ち元々は宗教用語なのだが、簡単に説明をすると、その教典の内容を

そのままに受け取り、勝手な解釈や例外を認めない主義の事だ。だからそれが内戦の原因になっている場合が

あり、イスラム原理主義なんてものもそうだ。だが絶対的なものは、時代と共に変化もあるもの。それは価値観な

んて言葉でも表せるが、このニュースも、その原理で解釈すると解りやすいのかも知れない。ドイツの首都ベルリ

ンにある連邦議会議事堂前で、中国人観光客2人がナチス・ドイツ式の敬礼をして写真撮影を行った処、通報さ

れ、逮捕された。 それは5日の事だったが、その中国人観光客は、連邦議会議事堂前で互いに所謂、ナチス式

敬礼をしながらスマホ等で記念撮影をしていたのだが、それが元で逮捕と相成った。幸いも罰金刑で済み、保釈

金500ユーロ(約6万5000円) を支払い釈放はされたのだが、それだけ 「ドイツに取ってはトラウマなのだな?」と

改めて思う。しかし「表現の自由」なんて観点から見ると、このニュースは些か異常で、そんな国だから当時の労

働者党が、そんな結果になったとも言える。早い話がドイツ人の民族性みたいなもので、正直「これはまた、新た

なナチスを生み出す可能性があるな?」と思った。そこで原理主義だ。 幾らその過去がトラウマになっているとし

ても、それは過去の事。逆に何でもナチスのせいにしているから、そこから踏み出せないでいる。だからこそ封印

をしたのだろうが、国家の歴史は変える事は出来ない訳で、否定よりも認めた方が、まだ未来への芽が育つだろ

うと考えるのだが如何なものか? なので本来は教訓にすべきものを「拒否」として、そこに絶対的な価値観を強

要するのは行き過ぎだ。今回のそれは、ドイツに取っての「ナチス」が既に聖典にでもなったようなもので、そこを

脅かす行為を罪とするのは危険だ。 つまりナチスを否定しながら、結局は当時と同じ事をしているのだ。これで

は国家的利益(ナショナル・インタレスト)が、個人利益(人権・自由)よりも絶対的に優位するなんてもので、民主

主義とは程遠いだろう。 国家・政治思想や政策が、国家権力によって、国民教化の手段になってはいけないの

だ。社会主義とは、そう言うものだ。現にナチス党の正式名称は、ドイツ国家社会主義労働党だ。国粋主義が行

き過ぎると、どうもそんな傾向になるようだ。ちなみにそのナチス式敬礼だが、その元祖はローマ式敬礼だ。戦後

に米国で制作された数々のローマ帝国を描いた映画を観よ。特にルイス・"ルー"・ウォーレス原作による「Ben H

ur」 は、キリストと同じ年に生まれたユダヤ人貴族である「ユダ・ベン・ハー」の数奇な半生をイエス・キリストの生

涯と交差させて描いた事で、「社会主義とはどう言うものか?」と、 より解りやすく説明調にならず、理解をする事

が出来る。ドイツも元を辿れば「ローマ帝国」なのだ。 R・ワーグナーは、歌劇「タンホイザー」で、終幕、主人公に

「ローマ語り」をさせている位だ。思えばイタリアのファシスト党での敬礼もローマ式だ。ナチスはそのパクリだ。


そこでこれだ。 既にニュースでは流れたので御存じの方ばかりだとは思うのだが、米国のドナルド・トランプ大統

領は、5日に北朝鮮に対する制裁強化の決議が、国連安全保障理事会で採択された事で、同決議案を支持した

国に中国とロシアも含まれていた事から謝意を表明している。 ホワイトハウスで、その後、声明を発表したが、そ

れは、トランプ大統領の言葉として 「本決議が採択された事について中国とロシアの協力に感謝する」 「引き続

き、北朝鮮に脅迫的で情勢の不安定化を招く行為をやめさせるべく、外交及び経済的な圧力を強化する為に同

盟国やパートナー国と協力していく」と記していた。 さて「そこをどう見るか?」。 中国とロシアは、この経済制裁

で、「取り敢えずは様子でも見ましょうか?」てなものか?つまりは米国に取っては、北朝鮮に対しての軍事発動

の時間稼ぎになった訳だ。そう考えると、中国とロシアに対しての謝意も理解が出来る。 今回は珍しく国連が機

能している。その事務総長も、前任者があまりにも不甲斐なかったので、国連の信用回復にも力を入れているよ

うだ。思えば、国連本体と委員会とは別物だと明かしたのも、現事務総長である。少しは浄化しているようだ。



此処で安倍改造内閣だが、意外な人が意外な動きをしている。それは他ならぬ河野太郎外務大臣だ。太郎氏と

言えば、あの洋平氏の息子だけに保守層からは常に睨まれる傾向にある。 洋平氏と言えば、官房長官時代に

談話を発表した後の記者会見に於いて、その談話の文章にはない「個人的見解」として、あることない事を述べ

た為に日本の立場を境地に誘い込んだ張本人なのだから、その息子が外務大臣とあれば、「何かやらかさない

か?」と思われても当然で、そんなレッテルを貼られている事位は気づいているだろう。河野外相は、7日にフィリ

ピンを訪れた際に中国の王外相を会談をしたのだが、 王外相曰く 「河野大臣の父親の洋平氏は正直な政治家

で、慰安婦問題での談話も日本の誠意を代表していた。 今回、河野外務大臣就任に多くの人が期待したが、会

議での発言には率直に言って失望した」と非難している。その上で王外相は「発言は完全にアメリカが与えた任

務のような感じだ。 中国は長期的な友好関係を作りたいと思っているが、それには互いの努力が必要だ」と言う

程だ。これに対し河野大臣は言う。 「北朝鮮の問題や海洋を巡る問題で、東アジアの安全保障環境が急速に変

わる大変難しい時に外務大臣になったが、やりがいがあり喜んでいる」。その上で「中国は経済的に発展していく

中で、大国としてのふるまい方を身につけてもらう必要がある」 と要望したのだから、 王外相は思わず目が点に

なった事だろう。それは韓国に対しても同様だ。 同日の日韓外相会談では、ソウルの日本大使館前に設置され

た慰安婦像の撤去を含む日韓合意の履行を早速要求。康京和外相に「合意が韓国国内でしっかり認知されるよ

うに努力していただきたい」 と迫った。 その姿勢に関しては、中韓外相は失望したそうだが、確かにあの父親の

息子なれば、「その手の内も」もと高を括った面もあるだろう。しかし覆された。 要するに太郎氏は、「父の業績は

国益にあらず」との認識にあるようだ。自身のイメージカラーも健全な印象を国民に与えたいと思っているのかも

知れない。これならば岸田氏よりも仕事をしている。意外だった。洋平氏は、太郎氏には反面教師だったようだ。



独議事堂前でナチス式敬礼、中国人観光客2人を逮捕
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170807-00000023-jij_afp-int
トランプ大統領、北朝鮮制裁決議に賛成した中ロに「感謝」
http://www.afpbb.com/articles/-/3138301?cx_part=txt_topics
【緊急警告】「8月15日〜9月7日に米朝戦争勃発の可能性大」政治関係者が衝撃暴露!
http://tocana.jp/2017/08/post_14055_entry.html
河野外相 中国 王毅外相と初会談
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170807/k10011091761000.html
外交デビューの河野太郎外相 中韓にクギ 韓国には慰安婦合意履行要求 父の「負の遺産」と一線
http://www.sankei.com/politics/news/170808/plt1708080010-n1.html
米ホワイトハウス国家安保補佐官「対北朝鮮予防戦争などすべての軍事オプションを用意」
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/28110.html



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その韓国だが、既に政府としての信用は米国にはないようだ。だが仕方ない。そこでこんな記事。 なんと米国の

ホワイトハウス国家安保補佐官は、テレビのインタヴューで「核能力を除去するための『予防戦争』を含めたすべ

てのオプションを用意した事を明らかにしている。 つまり北朝鮮への軍事行動を同盟である韓国と協議する事な

く決めた。そこで「外交的非礼」との批判を免れないとはされているものの、その韓国と言えば、折角の軍事同盟

はあっても、 その軍事機密は全て北朝鮮に筒抜けで、 裏には中国も控えているのだから危なかしくて行動を共

に出来ない。何せ軍関係者がインタヴューで、ポロリと話してしまう程の危機感のなさだ。 金正恩氏への斬首計

画も韓国軍からの機密漏洩で失敗したとも噂される位だ。 話は戻るが、米国の国家安保補佐官は曰く「北朝鮮

政権には在来式の火力で韓国を人質に取っている能力がある。ソウルはかなり隣接している。 私達はそのよう

な事実を認識している」。 「従って、私達がやらなければならない事、私達に出来る全ては、金正恩政権を圧迫

し、非核化が彼等の利害関係になるようにする事」 と強調をする程なのだから、韓国は「蚊帳の外」である。

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