それよりいい案  社会・政治



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田中角栄氏と言えば、イメージ先行だと、それ程良くはないが、やはりその功績から判断すると稀代の宰相だと言えるだろう。今となってみると、あのロッキード事件にしても、その証言の辻褄が合わず、本当に関与してたか、今更ながら怪しいのだから事件の裏は深いのだろう。金脈問題により、その名は金権政治の代名詞となったが、お金の使い道は、鈴木宗男氏が旧世代の政治家の典型で地元優先であり、政策上の順位を優先していた。現在では地元公約を優先した政治家は感覚の古さが仇となるが、自身が金太りをする訳ではないのでフェアだと思う。さてその角栄氏だが、自らの政策には自信があり、「ダメだと言うなら、それよりいい案を出しなさい」と言うのが常だった。当時の万年野党と言えば日本共産党だったが、今やそれは民主党系政党だ。振り返れば分裂前に旧社会党が合流後に政権交代。だが結局は下野。後に分裂し、現在に至るがすっかり万年野党だ。政権与党経験があるのに此処まで落ちぶれたのだ。なのであの政権交代も(実力ではなく)殆ど「ブレーン任せだったのかな?」と思う。だから「政権交代」も今や単なる御題目と化してしまった。本気で考えてもいないだろう。なので「新型コロナウィルス対策」も他人事だ。そんな意識だからこんな事が起きる。

それは11日の参議院予算委員会だったが、立憲民主党の参院幹事長の福山哲郎氏の答弁があまりにも酷い。そこでこの件について、こちらのblogでも少しふれたが、後にやはり問題視され、批判されていた。(だが普段は特定野党寄りの媒体までもが批判をしているので案外、ガス抜きかも知れない。)その内容だが、政府専門家会議の尾身茂副座長に対する態度が恰も嫌がらせにしか見えなかった事から批判が相次いだのだが、流石にあれは話を聞く姿勢ではない。そもそも尾身茂副座長を国会に招致したのは「新型コロナウィルス」の国内状況の把握の為に現状の説明をして貰うのが目的ではなかったのか?だが立民参院幹事長の福山氏は高圧的に「下手な答弁をしたら只じゃおかねえぞ!」てな態度で尾身氏を睨み付けながら茶々を入れてマトモに話を聞かない。そんな事から医療関係者等らからは猛批判され、「#福山哲郎議員に抗議します」のハッシュタグも拡散される始末だ。その"ハッシュタグ"は正にアレを真似たものだが気持ちは理解出来る。さて国会でのやり取りだが、J-CASTニュースによると「尾身氏が4日の記者会見で新型コロナウイルスの感染者が無症状や軽症も含めると陽性判明者の10倍以上いるとの専門家の見方に同意したと主張し、そうすると感染者は約10万人いるという認識でいいかと」福山氏が質問。それを受け、尾身氏曰く「実は10倍か15倍か20倍というのは、今の段階では誰でも分かりません」。「感染者をすべて捕捉しているわけではない、この感染症の特徴からしてそういうことだと申し上げました」と回答。これは正直、他国の専門家も同様の見解を示すだろう。

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なので質問をする方も現状を把握する為の答弁なので政策論争でもない。しかしながら立憲民主党の議員がいつも国会でやらかしている事と言えば、討論の邪魔ばかりで論争のレベルにすら達していない。そこでどうしたのか福山氏は、それに対抗する態度しかとれず「院内感染の原因にもなる無症状や軽症の人たちを捕捉しないでどうやって次の対策をするのかと疑問をぶつけた。そのうえで、尾身氏に対し、「10倍の可能性も否定もできないし、肯定もできないんですね?」と再質問」。そこで尾身氏が答えようとすると「安倍晋三首相が何らかの「アドバイス」をしたとして、野党から激しいヤジ」。釣られて福山氏も逆上、「総理が答弁指示してどうするんですか」と大騒ぎだ。(速記が中断される程だった。)だが尾身氏は終始冷静。「大切なポイントを指摘していると思います」と福山氏の質問に理解を示し、格の違いを見せた。まるで大人と子供だ。それから尾身氏は医療機関での検体数アップが可能となった事から、東京都の陽性率がある程度正確に出るようになり、その率が7%だった事から経験等を説明したのだが、福山氏は散々大騒ぎをした後の精神状態を引きずっているのか、「ちょっと短くして下さいよ」とクレーム。尾身氏は、「分かりました」と答え「一般のコミュニティのリスクは、医療機関に行く人よりもリスクは低い」「地域のコミュニティは、7%を超えることは普通はない」と明らかにしていた。それは市中にどれだけ感染が広がっているかを示す重要な情報だった。しかし福山氏はピシャリと「まったく答えていただけませんでした。残念です」と、まるで意に沿わず、逆に最悪な結果なれば相手を責め立てようとしていたようだ。

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そんな非常識で無礼極まりない福山氏の態度には流石に医療関係者から怒りの声がTwitterで次々と出る始末。そこで記事によると「ある内科医は、「話聞くために専門家を呼んだんじゃないのか?」と疑問を呈し、ヤジについては、「せめて文字化して記録に残してほしい。議事録に残さず、誰が言ったかも特定されず、好きなだけ悪口を叫べるのは、文化じゃない」と指摘」された。当然である。更には「別の関係者らからも、「医療従事者に心ない声が投げかけられてるのと同じ構図」「国会中継が小学生の口喧嘩にしか見えなくなった」とした批判もあった。確かにそんな傍若無人な態度を取った福山氏なれば、逆に「これで国民からの支持を仰ごうと思っているのか?」と不思議でならん!誠に「国民の心、野党知らず」である。そこで13日放送の日本テレビ系「スッキリ」は、立憲民主党の福山哲郎幹事長をMCの加藤浩次氏が糾弾。Livedoor Newsによると、加藤氏曰く「尾身先生の言ってるのは『現状、分からない』って言ってるんですよ。新型コロナに関して、今どのくらいいるのか分からないって言ってるのに、それが『答えでしょ』って話。それで『ちゃんと答えてもらえなかったのは残念です』っていう、この言い方は、福山さんは理解しているのかなって思っちゃう」と。

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それには番組コメンテーターも「福山さんの質問の意図が分からなかった」「世界で感染者数を把握している国はない」と同意。更に加藤氏曰く「10万人程度いる認識って何なの? その根拠も明らかになっていないのに質問して、尾身先生が『今の段階では誰も分かりません』と答えたのはしょうがないと思うんだよね」と。その上で「どこかで、今の政策はおかしいんじゃないか、こんだけ(新たな感染者)数が減ってるのに、世の中にもっといっぱい感染者がいるんだっていうミスリードですよ。間違っているとおもうんだけどな」と怒りは収まらなかった。この「スッキリ」だが、MCの加藤浩次氏が常識があり、他局の番組と意見を異にする場合が割りとある。そこが唯一の救いだが、相変わらず韓流べったりの番組だったりする。微妙なバランス感覚だ。

加藤浩次が“炎上”福山幹事長をバッサリ「ミスリードですよ」
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/18253743/
尾身副座長への国会質問に疑問続出 「#福山哲郎議員に抗議します」もトレンド1位に
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0512/jc_200512_1181025053.html
立憲・福山幹事長、専門家に「恫喝まがい」? 百田尚樹氏「俺ならぶん殴る」加藤浩次「理解できてる?」と批判
https://news.nifty.com/amp/domestic/society/12184-200024205/
立憲民主党の福山幹事長、詰問口調を釈明「申し訳ない」 新型コロナの参院予算委
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/245347

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で、これもテレビ報道で見たのだが、Nifty Newsによると、あの罵倒国会の後での立憲民主党の定例記者会見で福山幹事長は記者にこう質問された。「尾身茂先生は民間の方で、政府の有識者・専門家という立場。その方に対してああいう態度は非常に残念」「問い詰めているように感じた」と。とてもマトモな質問だが、何処の記者だろう。すると福山氏。「冒頭にご尽力に敬意を表した」。「私の質問にストレートに答えていただけなかった」。「予算委員会は時間の制約がある」。「私の中では尾身先生に敬意を持ちながら質問させていただいた」と。これが釈明だろうか?あんな態度でも「敬意を持ちながら質問させていただいた」とは、ちょっと人を馬鹿にしてないか?今まで福山幹事長に感じていた事だが、あれだけ中華思想満開の態度丸出しの人は居ないだろう。即ち人との付き合いは上下関係でしかの価値観しかなく、それ故に勝った負けたしかない人間関係だ。正に儒教の思想だが、そっくりな思想の持ち主が居る。同党所属の蓮舫議員だ。つまりはそう言う事だ。それにしても福山氏の国会での答弁は違和感があった。それは日本での「新型コロナウイルス」の現状が収束に向かうのを寧ろ拒んでいるとしか思えない態度を露骨に示すのだから変に感じるのも当たり前だろう。そこを惜しげもなく、政府専門家会議の尾身茂副座長の前で堂々と晒しているのだから、そりゃ「なんだ?」と思われるのも当たり前だ。意地でも日本の為には協力しない姿勢満開で、「何処の国の議員なのだろう?」と、いつも思う。

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タグ: 中華思想 儒教




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