運よりも努力  コラム



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作家の曽野綾子さんが、こんな事を言っていた。「私達はもちろん運よりも努力を信じて生きたい。しかし『人間の生涯の成功は、決して努力だけで達成出来るものでもない』と言う謙虚さも教えるべきなのだ」と。まあ上手く行っても天狗にならん事だ。作曲家の筒美京平さんが亡くなった。享年は80歳だった。つまりジョン・レノンと同い年だ。(1940年生まれ)死因は各報道によると誤えん性肺炎との事。最近、高齢者では割と多い。中華民国(台湾第7、8、9期)元総統の李登輝氏も、その肺炎で命を失った。さて筒美京平さんだが、高度成長期を経た作曲家では正に「歌謡曲の王道」だ。ジャンルは広く、いしだあゆみから近藤真彦までだ。ちなみに早見優さんの「夏色のナンシー」も京平さんだ。あまりにもアイドルの曲を手掛けている為にマッチのだったか?「わざとに下手な人にも歌える曲を書いた」とラジオ番組のゲストに呼ばれた際、秘話を明かしていたのが懐かしい。(勿論、「此処だけの話」と断ってだが、)ヒット曲の裏にはやはりそれなりの苦労もあったようだが、歌い手が下手でも上手くとも個性を引き出す事を目標にしていたのが伺える。それにしてもNHKの朝ドラ「エール」で歌謡曲が見直されてはいるものの、音楽著作権を守っている筈のJASRACは単なる官僚の天下り機関となり、保護される筈の音楽家は潤わない。街角で流れる曲も著作権フリーのものばかり。そこを解体して、新しい(音楽家の為になる)機関を立ち上げないと益々、その状況は悪くなるだろう。更には男性アイドルでは一強の芸能事務所の改革(もしくは解体)も必要だ。あまりにも偏り過ぎ、音楽業界のみならず、映画やテレビ等の他ジャンルの業界にも悪影響が出ているからだ。(もうたくさんだ)創業者も亡くなった事で事情も変わっただろう。独占はやはり問題だ。

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とかく世の中には無駄が付き物だが、必要悪てな言葉もあるように場合による。しかし本当に無駄なものもある。産経新聞の10月10日の記事に「沖縄振興の「無駄」削減 週明け検証本格化 基地再編を推進」と題したものがあった。これはもちろん、菅義偉内閣が進める『行政改革』の一環だ。それによると「来年度末に期限を迎える沖縄振興計画をめぐり、政府が既存事業の成果検証を週明けから本格化させることが10日、分かった」との事。県知事からアレなので尚更だが、恰も中国(共産党政府)に媚へつらう為に建立した『龍柱』にしてもそうだが、この交付金事業は、中国産の石材を使って中国の業者が製作した物。なので県内業者が潤う訳でもなく、その事業費は中国側に流れた。ちなみに総額は約3億3300万円掛かった。そんな地元にはどうでもいい事業に平然と資金を投入していたのだ。更には首里城の管理を県に譲渡した途端の火災被害で建て直しに掛かる費用等、国費から出る予算がある。だがこの状況でも首里城の場合は火災原因さえ、調査を断念する程だ。つまりこれこそ「親方日の丸」で、お金は文句でも言えば、幾らでも貰えるとでも思っているのだろう。

作曲家 筒美京平さん死去 80歳 昭和を代表する歌謡曲を作曲
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201012/amp/k10012659581000.html
沖縄振興の「無駄」削減 週明け検証本格化 基地再編を推進
https://www.sankei.com/smp/politics/news/201010/plt2010100013-s1.html

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尚、記事では「岡下昌平内閣府政務官を沖縄に派遣して県内各市町村から意見聴取し、振興予算の無駄削減や、計画の裏付けとなる沖縄振興特別措置法見直しの検討材料にする」との事だ。その上で「政府は河野太郎沖縄北方担当相を中心に沖縄振興予算を検証する方針だ。河野氏は行政改革担当相も兼務し、行政の無駄削減に熱心なことで知られる。政府関係者は「沖縄関連予算は無駄が多い。菅義偉首相は振興計画が策定される10年に1度の機会に河野氏を起用し、聖域なく切り込むことを期待しているのだろう」と語」ったらしい。それには内閣府の地域経済分析システム『リーサス』を活用する。現沖縄県知事は玉城デニー氏だが、その県知事は7日に首相官邸で記者団に「沖縄県における振興予算と基地問題がリンクすることがあってはならない」と政府を牽制したと言うのだから呆れたものだ。どうせ基地問題にせよ、当初から解決する気等はあるまい。解決をしないから国費が投入される。

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