好きな道を歩けばいい  コラム



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言の葉墨彩画家の ひろはまかずとし氏の名言に「好きな道を歩けばいいよ。まるっきり無駄な回り道なんて絶対にないんですから」と言うものがある。誠に斯くありたいが、好きな事に回り道はないのは何だか解るような気がする。実際、傍から見て無駄そうな事でも、当人にとっては意味のある事だ。斯く言う小生も、遅番時は趣味の補填作業をしている。今日もカセットテープの巻き取り軸の修理をしていた。出勤前の貴重な時間なので、普通の感覚ならば休息するべきなのだろうが、どうも思い立ったらやらないと気が済まないのだ。それに此処である程度納得しないと気になって仕方がない。そこで手掛けたが、これで余計な事を考えず、仕事に専念出来る。そんなものだ。

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さて昨日は北海道と長野の衆参補選投票日だったが、結果は野党の勝利となった。とは言え政党支持率が上がった訳ではなし、これから邁進するとも思えない。この結果についてだが、毎日新聞の記事によると「何か変えた感じがしないと衆院選は厳しい。夏には内閣改造や党人事の話が盛り上がってくるのではないか」と自民党の閣僚経験者が言ったらしい?(相変わらずの「関係者」だが、便利な言葉だ。)更にはその関係者(?)が言うには、「女性閣僚を増やす可能性も指摘した」と書かれていた。(しかしこの手の記事は話半分で良かろう。)だから女性閣僚を増やす必要もあるまい。どうも元東京五輪組織委員会会長の森喜朗氏の女性蔑視発言以来、組織の重要ポストに女性を就任させる事がひとつのトレンドとなったようだが、「言われたからやろう」ではあまりにも安易だ。そんな事よりも今回の結果は、現総理である菅義偉氏が思った以上に期待外れだったのが原因に思えてならない。最初に浮上した「日本学術会議」の任命問題にしても、どう見ても公安案件だったので、はっきりと説明をした方が良かった。特にこの件は「日本学術会議」自体、解体の兆しが見えて来たので尚更だ。

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それとやはり足を引っ張っているのが「新型コロナウイルス」にまつわる諸々の件だろう。そこで言える事だが、感染予防に関する政府対応は適切だろう。(現実問題、これ以上は無理だ。)結局は感染者を減らすのも増やすのも、国民の意識次第なのだ。しかしそれが守られてはいない。とは言うものの政府にも問題がある。とにかく入管が甘い。変異ウイルスが増えたのもそのせいだ。それが日中外相会談後に増えたのだ。こんな時に中国外相の訪日を認めた政府もアレだが、与党である自民党幹事長の二階俊博氏のはしゃぎ振りを見ていると、これは二階氏の“鶴の一声”だったのは明白だろう。幹事長関係者のステーキ会食も政府の痛手となった。これも総理や閣僚がヘンテコな言い訳をしているので、やはり二階氏への忖度が過ぎて身動きが取れないようだ。しかしながら最近は、外交に於いてマイナスになる実情を懸念したのか、何とか脱却をしようとしているのが伺える。いずれにしても後期高齢者が幹事長を務めるのはキツイ。物事の判断が、見るからに怪しくなっており、政治上の踏み間違え事故が発生するリスクが常にある。実際、現内閣はボロボロだ。早期の引退を希望したい。官僚や閣僚が(国民にあれだけ制限を掛けているのに)気軽に大勢で会食するのも「幹事長がやってるんだからいいや」程度の意識なのだろう。二階氏には(政党の事を思うのならば)引退してほしい。安倍晋三氏再登板の待望論が絶えないのもそのせいだ。

自民閣僚経験者「人事刷新の声が出てくる」 3選挙全敗
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc547bd06bf640a56bdf07518980066846bb00d6
「枝野さん、議論しろよ」 安倍前首相が憲法シンポで改憲議論呼びかけ
https://www.sankei.com/politics/news/210423/plt2104230004-n1.html
安倍前首相「コロナ禍で増税は間違ってもダメ」 「保守の会」で講演
https://www.sankei.com/politics/news/210422/plt2104220033-n1.html

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その安倍元総理なのだが、最近は落ち着いたのか、シンポジウムや講演で健在振りを示している。産経新聞によると「22日、東京都内で開かれた「日本国憲法のあり方を考えるシンポジウム3」(夕刊フジ主催)にパネリストとして出席し、立憲民主党の枝野幸男代表に憲法改正議論を呼びかけた。「枝野さんは『安倍晋三が首相の間は議論しない』と言っていた。私はもう首相ではないのだから議論しろよ、という感じだ」と述べた」と。枝野氏の理由も随分と子供染みているが、あの「政権交代」ですら、単なる御題目なので最初からそんな気はあるまい。更には同日、自身が顧問を務める自民党保守系議員でつくる「保守団結の会」の会合で、「日本外交の課題と展望」と題して講演。(記事元:産経新聞)その講演は非公開だったが、会合後に(これもどうかとは思うが)参加していた高鳥修一衆院議員が明らかにした。それで記事になっていた。こちらも引用するが「安倍氏は新型コロナウイルス禍での経済対策について、「コロナ禍で間違っても増税はダメだ。政府・日銀連合軍で財政出動するしかない。今やらないと大変なことになる」と指摘。「東日本大震災の復興増税で、その後の日本経済に大きな負荷がかかった。そこからアベノミクス構想が始まった」とも説明した」との事だが大賛成だ。これがピントの合った意見だ。尚、「日米首脳会談の共同声明に「台湾」が明記されたことについて、「画期的だ。米国が戦略的な曖昧戦術をやめた」と評価したが、ハッキリと反二階的な姿勢を表している。やはり安倍内閣時代は二階氏の立場による影響力を利用して上手くやっていたようだ。そんな気がする。つまり安倍元総理の方が、色々な意味で二階氏の操縦を心得ていた。変な義理もない。

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