2009/7/7  22:39

今週の一冊  本の話

 クリックすると元のサイズで表示します

 七夕がやってくると「たーなーばーたー、ばーたばたー♪」とおっちゃんが歌うので、本当の歌詞を忘れてしまいそうです。曇ってて星は見えませんでした。

 こないだ下娘からの宅配便に入ってた本の感想など。今日は上娘から荷物が届き、やはり本が入ってる。小さな頃は私が選んだ本ばかりやったのになあ。回しあってるうちにどれを誰が送ってきたやらワケ分からんくなるんよね。

 「わたしは甘えているのでしょうか?27歳OL」 村上龍

 村上龍の小説はよく分からんのも多い上に村上春樹とごっちゃになります。デビュー作「限りなく透明に近いブルー」は良さが分からず、「インザミソスープ」は気色悪くなったしな。でも、村上龍のサッカーについての文章と、人は働くものなのだ、ということについての文章は好き。

 ニートとかフリーターとかいう言葉が言われるずっと前から「学生でなくなったら働くべき」「人は働くものだと親は子供に伝えよ」「アルバイトでは経験の蓄積ができない」などという意見を折に触れ述べていた。格差社会などと呼ばれる以前に、夢を追って仕事につかないなんて馬鹿げている。少なくとも二十歳までに、ある程度の夢が形になっていないならば、夢は趣味としておいて就職してその社会で自分を磨け、と繰り返していた。その危機感から「13歳のハローワーク」が書かれたのではないか。

 小説からだけ想像すると 仕事に就くなんて時間を切り売りするだけだぜ、ベイベー。他人に媚びたりせずに、自由な魂の下に生きる道を進もうぜ。イエーイ くらいの表現をしそうなのに。(村上龍ファンの方すみません 想像です 想像)

 その村上龍による若い人からの悩み相談への回答集。相手のあることなので、ちょっと優しくなっちゃったけどね。人間、永遠に悩むんやろうなあ。相談する相手は、自分を肯定してくれる口当たりのいい言葉ばっか言ってくれる人はどうなんか。そのときはムッと思っても、ほんとの味方って耳の痛いことも言ってくれる人かもしれんね。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ