少し前に吟ちゃんから「ロイ・オービソンのCD-BOXセットが出るよ」と教えてもらいました。
以前3枚組としてロイ・オービソンのCD-BOXが発売されてましたが、買いそびれてからずっと手に入れたいと思ってたCDが今回は何と4枚組という事で発売されました!という訳で、もうこの機会を逃すと二度と(!?)手に入らないと思ったので即購入しました!

「ROY ORBISON THE SOUL OF ROCK AND ROLL」。
ティーン・キングス時代の録音から映画のサウンド・トラック用に提供した曲、デモ・レコーディング曲や未発表曲、そして1997年の最後のライブの未発表音源、もちろんお馴染みの大ヒット曲と、ロイ・オービソンを語るには最高のCDです!

今までこんなにじっくりとロイ・オービソンの曲を聴く事がなかったせいか、歌のうまさに改めて感動しました。
僕は以前、お仕事で「Oh,Pretty Woman」を歌った事がありますが、歌ってはじめてこの歌の難しさを感じたほど。聴く分にはスッと耳に入ってきますが、それを歌うのは至難の技…凄すぎます…。

そしてもう一枚購入したのは、先日発売されたジェフ・ベックのライブ・アルバム「Jeff Beck performing this week ... live at Rommie Scott's」!
来年2月には日本公演も決まっているジェフ・ベックですが、このCDは去年の11月27日から12月1日の5日間、計6回ロンドンのロニー・スコッツ・クラブで行われたライブを収録した作品です。

前作のライブ・アルバムに続き、またまたライブ・アルバムですが、それだけここ最近のジェフ・ベックのライブ・パフォーマンスは充実している証拠だと思います。
今回の目玉は前回のツアー・メンバーでベースを弾いていたピノ・パラディーノの代わりに参加したオーストラリア生まれの女性ベーシストのタル・ウィルケンフェルド!
現在22歳の彼女が、ベースを始めたのが17歳の頃らしく、わずか数年した経っていないのに恐るべしテクニックで、まさに“天才”ぶりをアピールしています!
ベックが惚れるのが分かりますね。
来年2月にはエリック・クラプトンの来日公演も決まっていて、ジェフ・ベックの来日公演にクラプトンがゲスト参加するという話もありますが、このライブ盤の収録が行われた5日間のライブの内の11月29日にはクラプトンが参加したとの事。
残念な事にこのアルバムには未収録ですが…。その他にも、ビートルズの曲やジョン・マクラフリンやビリー・コブハムといったカバー曲も充実していて最高のライブ・アルバムです。