
今回のコロンボは「忘れられたスター」
(原題 Forgotten Lady )を購入。
75年9月放映で、日本では77年の1月に放映。
コロンボ32作目の作品で、シリーズ化されて30作目となります。
今回犯人役は、元ミュージカル女優という設定でジャネット・リーが演じてます。
共演はジョン・ペイン、サム・ジャッフェなど。
監督は前作と同じくハーベイ・ハート。
この作品で「第5シーズン」と言われるものが始まります。
画像にもチラっと書いてますが、カムバック宣言をしてミューカル公演を企画したものの、元医師の夫に資金援助を拒否され、やがて夫を・・
この当時の金持ち?は自宅で映画を見るのもあったのか・・よく分かりませんが、リビング後方に映写機が2あり、フィルムをまわしてるシーンがあります。
リビングにずっといて映画を見ていたというアリバイを作るワケですが・・・
すべて犯人役の自宅で行われるため、ロケもその周辺が主のようです。
今回のコロンボは今までにない結末もあり、脚本と演出の効果で不自然を感じさせない作品。実際コロンボが犯人役と初対面するまで40分以上かかっているのもこの作品だけ。(以前の作品では「黒のエチュード」「白鳥の歌」が30分くらい)
犯人役のジャネット・リーはいくつかミュージカルにも出演しており、この作品でも実際に彼女が出演した映画が使われてます。
彼女の出演作で日本でも有名なのはヒッチコック作品「サイコ」のヒロイン。
惜しくも2004年に亡くなりました。
監督のハーベイ・ハート他・脚本・撮影・音楽・・上記の他の共演者・・
皆亡くなってます・・