28日に第83回アカデミー賞受賞式が行われ、各賞の受賞作品が発表されました。
作品賞は噂されてたように「英国王のスピーチ」が獲得。
「ソーシャル・ネットワーク」本命だったんですが、直前で大どんでん返しの評価での受賞でした。監督賞も「英国王のスピーチ」のトム・フーパー。
これは当然といったところですが、デビッド・フィンチャー監督が濃厚とも言われていただけにどちらが獲得してもおかしくないところです。

主演男優賞も「英国王のスピーチ」のコリン・ファース。
先日公開された「シングルマン」での評価と言い、勢いがあります!
個人的には「ブリジット・ジョーンズの日記」や「ラブ・アクチュアリー」での小説家など、冴えない役柄を演じる印象が強くて、この作品を観るのが逆に楽しみでもあります。

主演女優賞は大本命の「ブラック・スワン」のナタリー・ポートマン。
もう文句なしの受賞でした!
大きいお腹が印象的で、婚約&妊娠&オスカー受賞とトリプルおめでたでした!

助演男優賞は「ザ・ファイター」のクリスチャン・ベイル。
この人の役作りは半端ないです!
今回も「マシニスト」ほどでは無いですが、大幅な減量と歯並びをかえて(歯を抜きとった)麻薬中毒者になりきって挑んだ役という事で、この受賞も納得。

助演女優賞は「ザ・ファイター」のメリッサ・レオ。
同じく「ザ・ファイター」からエイミー・アダムスもノミネートされていましたが、先日行われたゴールデン・グローブ賞を獲得したメリッサ・レオに軍配が。
エイミーは3度目のノミネートでしたが、3度目の正直とはならず残念。

その他、長編アニメーション賞は大本命「トイ・ストーリー3」が。
結局、激戦だったアカデミー賞も予想されていた結果に落ち着いた訳ですが、「英国王のスピーチ」が4部門という事で、「ソーシャル・ネットワーク」をおさえての一人勝ちは凄かったですね〜。
松山でも早速公開されているので観に行かないと!