
今日は今週2本目となる映画「ヒューゴの不思議な発明」を観て来ました。
この作品はブライアン・セルズニックのベストセラー児童文学「ユゴーの不思議な発明」を基に映画史の実話と融合させたファンタジー。
監督&製作はマーティン・スコセッシ。
製作はジョニー・デップ。
出演はエイサ・バターフィールド、ベン・キングズレイ、クロエ・グレース・モレッツ、ジュード・ロウ、サシャ・バロン・コーエン他。
アカデミー賞11部門でノミネート、5部門受賞のマーティン・スコセッシ監督の話題作が公開!
個人的にはかなり期待していました。
監督自身初となる3D作品なのはもちろん、映画史を描いている事でもかなり話題となっていただけに映画ファンとしては絶対にスクリーンで観たい作品でした。
やはりベン・キングズレイ演じるジョルジュ・メリエスが素晴らしい!
ジョルジュ・メリエスは、商業映画の父といわれる人物で、ストップ・モーションやコマ抜き撮影等、SFXの基礎を築いた人物。
ジョルジュ・メリエス本人の写真を見た事があるのですが、かなり似ているのにも驚き!
晩年はパリのモンパルナス駅でお菓子と玩具の店を営んでいましたが、そこも再現されていました。
メリエスの撮影風景や衣装、照明も当時と同じように再現されたという事で、マーティン・スコセッシ監督のメリエスへの敬意が感じられます。
そして映画を発明したリュミエール兄弟との出会いも忠実に描かれていたりとまさに映画愛に溢れた作品でした。
メリエスの作品が紹介されるシーンはまさに映画史を観ているような気分になり、自然と涙が出てしまいます。
サブキャラたちもサイレント映画風な雰囲気だし、独特な雰囲気が素晴らしいです。
ベン・キングズレイやクリストファー・リー、リチャード・グリフィス…めちゃくちゃ豪華です。
もちろんクロエ・グレース・モレッツ嬢の可愛さにもやられました。
アカデミー作品賞を受賞した「アーティスト」にしてもそうですが、今年は映画史を描いた作品がブームなのか!?