
今日は「ボーン・レガシー」を観て来ました。
この作品は、記憶を無くしたCIA工作員ジェイソン・ボーンの物語と同時に進行していた別プロジェクトの工作員アーロン・クロスの姿を描いた作品。
監督&原案&脚本はトニー・ギルロイ。
出演はジェレミー・レナー、レイチェル・ワイズ、エドワード・ノートン、ジョアン・アレン、コーリー・ジョンソン、パディ・コンシダイン、デビッド・ストラザーン、スコット・グレン、ステイシー・キーチ他。
「ボーン〜」シリーズの続編の話はかなり前からありましたが、今回の続編は意外なアプローチでの続編となりました。
レッドストーン計画と同時に進行していたアウトカム計画が話の基礎となっていて、ジェイソン・ボーンと同じ時系列といった凝った作り。
監督も全シリーズに脚本で関わったトニー・ギルロイという事でかなり期待してました。
しかし、ジェイソン・ボーン自体が写真で登場するだけで、時系列なのかが謎。
これが本当に同時進行していたのなら
、CIAってものすごくマヌケな組織だと思います。
ストーリーも薬を取りに行く話だけになっていて、全く深くない。
一番がっかりしたのが、“感情を一切捨てた刺客”の登場。
しかもそんなに強くない。
おまけに戦う意味がないという感じです…。
結局ラストも話終わってないし…。
ボーン・ファンとしてはガッカリしました…。
ただ、バイク・アクションは迫力がありました!
狭い路地を抜けるシーンなどはスピード感があり、観ていて手に汗握る迫力でした。
こういうシーンや格闘シーンは「ボーン〜」シリーズを継承してるんですよねぇ…。