
今日は「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」を観て来ました。
この作品は、ヤン・マーテルによる小説「パイの物語」を映画化した作品。
監督&製作はアン・リー。
出演はスラージャ・シャルマ、イルファン・カーン、アディル・フセイン、タブー、レイフ・スポール、ジェラール・ドパルデュー他。
予告編から素晴らしい映像美が印象的で、しかもアン・リーが監督という事もあり期待していた作品です。
海難事故により、一頭のベンガルトラと漂流した227日を描いた物語ですが、スリリングでかなりの迫力。
しかも驚くことに登場するベンガルトラのほとんどはCG!
本物との区別がつきませんでした。
リアルさを追及しつつ、幻想的な映像美もあり、かなり作品に引き込まれました。
そして宗教への信仰心や生命へのテーマもあり奥の深い作品。
ベンガルトラのリチャード・パーカーにも自然と感情移入してしまっているのもある意味アン・リー・マジックで、トム・ハンクスの「キャスト・アウェイ」を思い出しました。
この作品ではぜひセル版のメイキングを観てみたいと思います。