
今日は「ゼロ・ダーク・サーティ」を観て来ました。
この作品は、9.11同時多発テロから10年間に及んだオサマ・ビン・ラディン捜索作戦の全貌を描いたサスペンス。
監督&製作はキャスリン・ビグロー。
脚本&製作はマーク・ボール。
出演はジェシカ・チャスティン、ジェイソン・クラーク、ジョエル・エドガートン、ジェニファー・イーリー、マーク・ストロング他。
「ハートロッカー」のキャスリン・ビグローが再びマーク・ボールと組んで描いた話題作がようやく公開。
あのテロからオサマ・ビン・ラディンの死にいたるまでまさかこのような事が起こっていた事に驚きでした。
何の進展も無いまま時間だけが過ぎていくはがゆさが主人公マヤの演技とリンク。
上司や政治の壁もあり大半が無駄に時間だけが過ぎていきます。
でもこれがドキュメンタリーを観ているようで素晴らしい。
で、最後のネイビーシールズによる突入劇も緊迫感が伝わってきました。
オサマ・ビン・ラディンの存在確認ってほとんど博打みたいな賭けだった事にも驚き。
前作の「ハートロッカー」もですが、女の人が監督したとは思えないくらい生々しく、すっかりキャスリン・ビグロー監督のファンになりました。
アカデミー賞にもノミネートされていますが、はたして授賞なるか!?