
今日は「ザ・マスター」を観て来ました。
この作品は第二次大戦後のアメリカを舞台に、社会に適応出来ない帰還兵と新興宗教のカリスマ教祖との友情を描いた人間ドラマ。
監督&脚本&製作はポール・トーマス・アンダーソン。
出演はホアキン・フェニックス、フィリップ・シーモア・ホフマン、エイミー・アダムス、ローラ・ダーン他。
第85回アカデミー賞にも久しぶりにノミネートされ、ベネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞したホアキン・フェニックの新作。
ホアキン・フェニックスとフィリップ・シーモア・ホフマンという実力派2人の演技が繰り広げるドラマが凄い!
ってか、この二人しか印象が残らないくらい凄まじかったです。
特にホアキン・フェニックスはアルコール依存性で社会に馴染めない帰還兵という難しい役柄を見事に演じ、まるで演技しているとは思えないほど。
そのくらいのキレっぷり!
お互いの気持ちとは反対に周囲の反対から、フレディに厳しい試練を与えるシーンは観ていて辛かった…。
これが久しぶりの復帰作となったホアキン・フェニックス。
一時は引退との説も流れましたが、元々は実力派の俳優。
今後の作品にも注目です。