以前からずっと気になっていたギター“Epiphone TEXAN”。
過去にも2005年に発売されたポール・マッカートニー・モデルのTEXANを購入しようとしましたが、世界限定250本の為手に入らず断念。
それからこのギターを諦めていましたが、このTEXANの廉価版がある事を知り、去年辺りからずっと買うか悩んでいました。
「もうギター買うのは止めよう」と思っていましたが、去年観たポールのコンサートで再び火がついて「これが最後」と思って増税前に購入しました。
Epiphone Inspired by 1964 TEXAN。
この廉価版はインドネシア製。
エピフォンは韓国から中国へ、それから現在はインドネシアと生産を移していて、そこが気になってはいましたが、試奏してみるとこれがなかなかしっかりしていてビックリ。
最大の特徴はドイツのShadow製のピックアップが装備されている点。
そう、これはエレアコ版のTEXANなのです!
これが魅力で、購入を考えていました。
実はこのギターは相方のしんちゃを驚かそうと極秘で計画を進めていました。
ギターを購入してからポール仕様に近づける為にブリッジをアジャスタブル・サドルに変更するべく楽器屋さんと相談。
ここで問題が。
アジャスタブル・サドルに変更すると、かなりの大改造になり、台座の製作やらピエゾPUの問題等、金額にすると7~8万円くらいかかるとの事。
東京の有名なショップさんにも相談しましたが、やはり同じ回答。
しかも「お勧めは出来ません」との事でした。
それからまたいろいろ悩みましたが、ある時にふと「別にアジャスタブル・サドルも見た目だけなら可能かも」と思って“なんちゃってアジャスタブル・サドル”にする事を決めました。
それならばPUもそのまま使えるので、これで問題も解決。
とにかく見た目だけにこだわる事にしていたので、とりあえずオーダーをしました。
“なんちゃってアジャスタブル・サドル”を製作してもらってる間にもポールのTEXANの特徴でもあるアメリカNHLのチーム“デトロイト・レッド・ウイングス”のステッカーを探したりしましたが、ポールが貼ってあるサイズが全く見つからず、ステッカー探しが難航。
去年行われたポールの日本公演時、レッド・ウイングスのステッカーの隣に新しいステッカーが貼られてありましたが、ついでにこのステッカー探しも同じく難航。
こうなったら自作しようと考え、2つのステッカーを自作。
デトロイト・レッド・ウイングスとピッツバーグ・ペンギンズのステッカー。
あとはトラストロッド・カバーがポールのは2つ穴。
このTEXANは3つ穴。
そこも改造しようとしましたが、「ストラップで隠れるからなぁ」と思い、改造するのは止めました。
実は現在のポールのTEXANのブリッジはアジャスタブル・サドルではないのですが、アジャスタブル・サドルのイメージが強いのでそのまま改造。
“ピッツバーグ・ペンギンズ”のステッカーは現在風と何だかごちゃ混ぜな感じがしますが、一応“ポール風TEXAN”となりました。(ラベルもブルーラベル)
ブルーラベル。
一応ナッシュビルと書いてますが…(汗)
ちなみにポールのは右用を反対にして弾いてますが、自分のは右そのまま。
ステッカーもポールと同じように貼ってあるので、自分が弾くと逆になるのです…。
ならステッカーを反転させて制作しようとも考えましたが、そんな事考えてたらキリがないので、このままにする事に。
いつこのギターがライブデビューを果たせるのか今から楽しみです!