今日は「チャッピー」を観て来ました。
この作品はロボット工学の進歩と学習していくAIの可能性を見据えた作品。
監督&製作&脚本はニール・ブロムカンプ。
出演はシャトル・コープリー、デーブ・パテル、ヒュー・ジャックマン、ニンジャ、ヨーランディ・ビッサー、シガニー・ウィーバー他。
「第9地区」や「エリジウム」で常に社会的なメッセージを込めてきたニール・ブロムカンプ監督の最新作。
ブロムカンプ監督の作品はどれも好きで、今回も期待!
ロボット警官だったチャッピーの成長と人間の絆を描いたストーリーは斬新でした。
この作品を観てまず初めに思い浮かべたのはポール・バーホーベン監督の「ロボコップ」。
テーマが共通しているように感じましたが、ブロムカンプ監督もこの作品を「ロボコップ」へのオマージュと答えているので納得。
ギャング役には南アフリカのミュージシャンのニンジャとヨーランディを起用。
ミュージシャンだけに演技はう〜んって感じでしたが、まぁまぁ頑張ってたのは伝わりました。
そしてブロムカンプ監督作品に欠かせない人物のシャルト・コプリー!
今回はモーション・キャプチャーによりチャッピーを熱演していて、これに注目です!
「第9地区」ほどの衝撃は無いものの、今回も非常に考えさせられる内容。
ただ、日本公開版では暴力描写のシーンを一部カットしての公開。
これにより監督がホントに伝えたかったメッセージがちゃんと伝わらないという結果に。
監督の意向を無視した編集には怒りさえおぼえます。
セル版ではぜひ完全版を!
ちなみにブロムカンプ監督の次回作は大好きな「エイリアン」の最新作に決定。
期待!