今日は「マッドマックス 怒りのデスロード」を観て来ました。
この作品は1979年に公開され、その後のディストピア映画に多大な影響を与えたバイオレンス作品の第4弾。
監督&製作&脚本はジョージ・ミラー。
出演はトム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース・バーン、ロージー・ハンティントン・ホワイトリー、ライリー・キーオ他。
第4弾の製作発表から幾度も企画が頓挫し、20年近くの時間を経てこの度ようやく完成した究極のディストピア作品。
しかも監督はジョージ・ミラー監督!
この最新作のマックス役は「ダークナイト ライジング」で悪役ベインを演じ、強烈な印象を与えたトム・ハーディ。
「インセプション」から「裏切りのサーカス」、「ダークナイト ライジング」と絶妙なタイミングで話題作に出演し、今回のマックス役に決定した時点でかなり期待していました。
そして今回一番驚いたキャスティングはシャーリーズ・セロンの出演!
綺麗な容姿とこの作品のイメージが全く結びつかず、演技力の高さから不安は無いものの、一体どんなマッドマックスになるのか公開が待ち遠しかったこの最新作。
2時間ほぼ追われ続ける内容ですが、個性的なキャラクターや激しいアクションのおかげで全く飽きのこない展開でした。
ただマックスの頭の中で時々フラッシュバックする少女の光景や愛車インターセプター等シリーズを観てない人には少し難解かも!?
そして今回悪役のイモータン・ジョーを演じたのは第1作で悪役トーカッターを演じたヒュー・キース・バーン!
これはファンには嬉しいキャスティングでした。
主人公マックスよりもシャーリーズ・セロン演じるフュリオサに焦点が当てられ、むしろこちらが主人公のような感じですが、本作は間違いなくシャーリーズ・セロンの代表作になったのではと思うほどハマり役でした。
ほぼCG無しでガチで行われたアクションシーンは大迫力で、シリーズ最高の出来!
予告編で流れていた「ターミネーター ジェネシス」のCGをふんだんに使ったアクションシーンを観てると何だか悲しくなりました。
ジョージ・ミラー監督によると3部作との事で、次回作は20年近く先にならない事を祈りつつ期待したいと思います。