※ネタバレ注意
今日は「ミケランジェロ・プロジェクト」を観て来ました!
ジョージ・クルーニー監督の第5弾は、第二次世界大戦末期にナチスに奪われた歴史的芸術品を奪還するために結成された特殊部隊“モニュメンツ・メン”の姿を描いたドラマ。
実話を映画化した作品ですが、この作品を観るまでこの部隊の存在すら知りませんでした…。
長い間この部隊の活動が伏せられていたことがある意味驚きで、現在世界中の人が観賞している美術品の数々はこういった人たちの犠牲や活躍があってのことなんだなぁと実感。
ジョージ・クルーニーが取り上げる作品は他の監督たちとどこか違い、作品へのアプローチが面白い。(「スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜」なんか凄く良かった)
キャスティングもジョージ・クルーニーをはじめ、マット・デイモンやビル・マーレー、ジョン・グッドマン、ジャン・デュジャルダン、ケイト・ブランシェットと超豪華!
これだけの豪華な俳優が出演しているのにドラマ部分が薄い印象を受けたのが残念。
コメディ(?)と思われるシーンも中途半端で、どこか勿体ない。(実戦経験のない7人がメインなので敵と遭遇しても相手を殺さない描写は好感が持てますが。)
ラストに歳を取ったジョージ・クルーニーが登場しますが、これが何とジョージ・クルーニーのお父さんのニック・クルーニー!(このシーンが一番驚いたかも)
アメリカが抱える問題点をストレートに訴えかけるのがクリント・イーストウッド監督。
ジョージ・クルーニーも同じようなテーマで表現するのですが、どこかゆるい。
この作品、反戦映画?アメリが行った正義を描きたかった?
う〜ん、なかなかクリント・イーストウッドにはなれない気がしました…(><)
あと日本語タイトルがなぁ…(^^;