ネタバレ注意
今日は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」を鑑賞。
いよいよ「アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー」(原題)までラストスパートとなった感のあるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新作がようやく公開!
監督は前作同様、ジェームズ・ガンが監督。
本作は前作以上に笑え、過去マーベル作品の中でも最高の作品になったのでは!?
まず最高だったのは前作以上にスケールアップした下品な脚本!
キャラ設定が見事なだけに会話(ギャグ)のテンポが抜群にいい!(「アイアンマン」などはトニー・スタークだけが皮肉なギャグを言ってるだけなのでテンポが悪い)
そして予告編で登場したカート・ラッセルの出演。
ピーターの父親として登場するのですが、最初は父親と協力して敵と戦うのかと思いきや、まさかまさかの今回のヴィランだったとは!!
全く先が読めないプロットがとにかく素晴らしい!
そして前作でちりばめられた伏線を本作で回収してからのヨンドゥの死。
実の父親と育ての父親との対比。
そしてそのあり方をドラマティックに描いたジェームズ・ガン監督の手腕が光った本作。
冒頭に登場する黄金の惑星ソヴリンを支配する指導者アイーシャ役にエリザベス・デヴィッキーが!
大好きな女優だったのでこのキャスティングも嬉しかった♡
そして今回シークレット・ゲストにシルヴェスター・スタローンが出演!
これには驚きましたが、カート・ラッセルは「バーニング・オーシャン」や「ワイルド・スピード」シリーズなどの作品にも出演し、カンフル剤みたいな役割で作品の質を上げたのに対し、スタローンが出てくると急にB級テイストになるのが不思議…嫌いじゃないんだけど作品の質は落ちるね…(^^;
※その他にも「ナイトライダー」のあの俳優も一瞬登場。
ハワード・ザ・ダックも今回登場!
そして前作でも好評だった70〜80年代のヒット曲を今回もたくさん使用。
このヒット曲をストーリーにうまく絡めた脚本も素晴らしい!(例えばピーターの実の父親エゴの正体(神)とジョージ・ハリスンの“My Sweet Lord”をうまく使ったり←これは神への歌だから)
今回の作品は公開前から主要キャラの一人ベビー・グルートの商品が大人気とのことですが、オープニングのタイトルバックでのベビー・グルートといい、ロケット&ヨンドゥの脱走の手助けをする姿だとか時限爆弾を作動させる手順を教わる姿だとかいちいち最後までかわいい♪
エンドロールもスタッフの名前を“I AM GROOT”と表記されたりしてかなりグルート押しのエンディングも良かった。
マーベル作品お約束のオマケ映像は何と5つ用意されていて、その中の1つにアイーシャが「アダム」と言うシーンが!
アダムとはマーベル作品に登場するアダム・ウォーロックのこと。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」3弾に向けての伏線か「マイティ・ソー:バトルロイヤル」への伏線なのか気になるところ。
そしてもう1つがヨンドゥの死を受けてスタローンが演じたスタカー・オゴルドがマルティネス、チャーリー27、アレタ・オゴルド(←何とミシェル・ヨーが演じてた!!)、メインフレーム、クルーガー等とギャラクシーズを結成するシーンが!
元々はこのメンバーは初代ギャラクシーズのメンバーなのですが、ここでスタカーたちがチームを結成する伏線が描かれていたのが気になります。
そして最後にスタン・リーがウォッチャーズたちと会話するシーンも!(意味深)
小ネタが満載すぎて、本作を初めて観る人にはかなりつまらない作品かと思いますが、マーベル作品最高傑作に間違いなし!
前作を観てない人は前作を観てからの鑑賞をおすすめします♪