今日は「LOGAN/ローガン」を観て来ました!
2000年の「X-MAN」から約17年間にわたりヒュー・ジャックマンが演じてきたウルヴァリンの物語に終止符を打った話題作。
これまでのシリーズのような作風ではなく、衰えながらも大事なものを守るためだけに戦うヒーローの姿を描いたロードムービーとして描いた本作。
脚をひきずり白髪混じりのローガンや彼のことを時々忘れ、テレパシーも制御できないチャールズを観ているとファンとしてはかなり辛い…(T_T)
本作の舞台は2029年。
「X-MAN/フューチャー&パスト」で2023年に起きるミュータント絶滅は回避されたはずなのですが、ここ15年間新たなミュータントは生まれていない設定。
そして劇中でチャールズとローラがTVで観る映画「シェーン」が本作の重要なポイントで、あのセリフがまさかラストでこんな使われ方をするとは…。(チャールズのセリフ「この映画を故郷で子供のころに観た」というセリフも実際にスチュワート自身の体験を下敷きにしたもの)
セリフだけではなく、この映画にも通じる“悪を倒しながらも人を殺した後悔が常につきまとう”という苦悩をローガンの人生に当てはめた点もキャラにより深みを与えた要因の1つ。(「ダークナイト」的な)
「X-MAN/アポカリプス」のオマケ映像に出てた“X-24”も本作で明らかに!
そしてローガンが保護することになった少女ローラ役のダフネ・キーンちゃんの演技が素晴らしすぎる!
劇中の半分はセリフがなく、表情だけで感情を表しているのだが、ローラの謎めいた過去や暴力的な雰囲気を見事に演じています!(まだ11歳というから凄い!)
ラストに流れるジョニー・キャッシュの曲もナイスな選曲!
よーく考えると監督がジェームズ・マンゴールドなのでこの選曲に納得♪
作風に妙に合っていて哀愁が漂います。
本作でヒュー・ジャックマンはウルヴァリンを卒業した訳ですが、チャールズ・エクゼビアを演じたパトリック・スチュワートも本作で卒業とのこと…(T_T)
ホントに17年間お疲れ様でした!
そしてありがとう!