※ネタバレ注意
今日は「ジャスティス・リーグ」を観て来ました。
「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」(以下「BvsS」)で幕をあけたDCFU(DCフィルムズ・ユニバース)のクライマックスともいえる作品がいよいよ公開。
2007年にジャスティス・リーグの企画は一度頓挫していて、あれから10年経ちようやく実現されました!
監督は当初ザック・スナイダーが担当しましたが家族の不慮の事故によりジョス・ウェドンに交代。(←この交代のニュースには驚きました。なぜならジョス・ウェドンはマーベル作品の監督だったから)
すでに撮影されたシーンを大幅にカット、そしてエンディングを変更するために追加撮影までしてかなりの製作費をかけた様子。
本作は「マン・オブ・スティール」「BvsS」で描いていたダークな作風を少し排除し、ギャグなど織りまぜて軽い感じに…。(観やすいといえば観やすいが…これがジョス・ウェドン風)
特に日本人にはフラッシュやアクアマン等、あまり馴染みのないヒーローが登場していますが、DCファンじゃないと理解出来ない細かい伏線が随所に散りばめられています。
本作のキーにもなるマザーボックスの存在、アクアマンのバックグラウンド、フラッシュの事故がほとんど描かれておらずDCファン以外には“?”の連続なはず。
本作のヴィランでもあるステッペンウルフなど突然出てきた印象がありますが、前作「BvsS」でレックス・ルーサーがステッペンウルフにコンタクトをとるシーンがあります。
しかしこの重要なシーン、劇場公開版には削除されていて、代わりにセル版に収録されているという始末。(←こんな重要なシーン削除するか?)
同じく「ワンダーウーマン」でマザーボックスをセミッシラに預けるシーンも劇場公開時にはカットされていて(セル版収録)、はじめて観た人はいきなりマザーボックスやステッペンウルフが登場して慌ててヒーローたちがチームを組むという感じの内容に見えてしまいます…。
本作でもセリフや背景、回想シーンで様々な伏線が登場。(初代グリーンランタンがステッペンウルフに殺されるなど)
しかしこれらの内容を120分という上映時間内に収めることは到底難しく、全体的に詰め込みすぎてしまい、特に各ヒーローのエピソードなどはセリフのみでサラッと語られている始末。
フラッシュは“お笑い担当”のキャラのようで、原作でもあったスーパーマンとの競争エピソードなんかも出てきたりして一応原作ファンへの拝領も。
冒頭、スーパーマンが死にヒーローがいなくなった様子を伝える新聞ではスーパーマンの写真の両隣にデヴィッド・ボウイとプリンスの写真があり、スーパーマン同様にヒーローとして登場しているのに注目。
ラストはレックス・ルーサーがデッドプールに似たヴィラン“デスストローク”と会うシーンで終了。(デスストロークはバットマンの敵)
ヒーローたちがチームを組んだので、ヴィランたちもチームを組むことを示唆した内容。
今後はアクアマン、フラッシュ、サイボーグの単独作品の他、ワンダーウーマンの続編等企画されていますがどうなることやら…┐('〜`;)┌
予告で散々流れていたゲイリー・クラークjr.の“Come Together”も「いつ流れるんだろう」とワクワクしてたら一番最後のエンドロールで流れてがっかり…
カッコいいアレンジだったから本編で使えばいいのに…( ´△`)
もちろんDC大好きです!
マーベルよりもヴィランはDCの方が魅力的だと感じる派です!
なので“ジャスティス・リーグ”の企画が立ち上がった時は嬉しかった!
しかしバットマン役をベン・アフレックにした時点でもうすでに“失敗”じゃないのか?と思うんですが…(^-^;