※ネタバレ注意
サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019 「"キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!"だと!?ふざけるな!!」愛媛公演 最終日
21日はサザンオールスターズのデビュー40周年を記念したツアーの愛媛公演最終日に参加して来ました!
2015年のアルバム「葡萄」に伴うツアー「おいしい葡萄の旅」以来となる3年半ぶりの愛媛公演。(このツアーは何と愛媛からスタート!)
肝心の座席抽選では10列目をGet!!
なかなか良い席…と思いきや端の方…(^^;
まぁでも愛媛県武道館は小さな会場なのでサザンのメンバーがはっきりと見える位置でまずまずかな。
開演予定時間17時ちょうどにコンサートがスタート!
オープニング曲は何と"東京VICTORY"!!
2018年に開催されたアジア大会のテーマ曲にも使われたこの曲は、2020年の東京オリンピックを見据えて未来へのメッセージとも取れ、驚きのチョイスながらも素晴らしい選曲で幕を開けました!(オープニングの40周年のロゴやメンバーのシルエットに鳥肌が!最高のオープニング!ワンピースのパロディか!?)
映画「空飛ぶタイヤ」の主題歌にもなった"闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて"やアルバム「葡萄」からの曲に続いて登場したのは"欲しくて欲しくてたまらない"!
名盤「KAMAKURA」からのこの曲の登場に驚き!
記憶では1996年の年越しライブ「牛」(←ツアータイトル)以来となる演奏か!?
過去に何度もサザンのツアーには参加しましたが、この曲を生で聴くのは初めて!
好きな曲でもあるので感動しました!(アレンジがめちゃくちゃカッコいい!)
そして久しぶりの登場となったのが「女神達への情歌(報道されないY型の彼方へ)」。
この曲は1989年の平成元年に発売されたシングルで、今回平成最後の年にこの曲が披露されたということで非常に感慨深く感じました。
平成時代のサザンはこの曲からスタートした訳で、あれから31年も経つのかぁ。(染々)
名曲"慕情"を挟んで演奏されたのが"愛はスローにちょっとずつ"という曲。
今回のツアーで一番の話題となったのがまだ発表されていないこの新曲の披露。
桑田さん曰く、まだ最終アレンジが決まっておらず、ツアーで披露しながらお客さんたちと仕上げていくということで、我々ファンにとっても思い入れのある楽曲になることは確か。
凄く良い曲で発売が待ち遠しい!(桑田さんのソロ曲"愛しい人へ捧ぐ歌"に通じるともいえる歌詞にも感動!)
"ゆけ!!力道山"ではスクリーンに力道山の映像、アンコールの"栄光の男"では長嶋茂雄氏の映像やイチローなどの写真が使われており、昭和~平成と時代を意識した演出となっていたのが特徴。
"シュラバ☆ラ☆バンバSHULABA-LA-BANBA"でのジュリアナ扇子の小道具といい、78年から活動してきたサザンがいかに時代と共に活動してきたか、バンドの長い歴史を改めて感じました。
そして次に登場したのは何と"当たって砕けろ"!
デビュー・アルバム「熱い胸さわぎ」に収録されていた曲で、まさにデビュー40周年を記念してのチョイス!?(デビュー・シングル"勝手にシンドバッド"のB面曲)
映像作品では観たことあったけど、こんなのコンサートで初めて聴いた…。
かな~りレアな体験が出来ました。
これを皮切りに初期ナンバーが続きましたが"わすれじのレイドバック"では色々込み上げてくるものがあり思わず涙…。(15歳の頃一生懸命サザンを聴いた頃だとかサザンと共に成長してきたんだなぁと過去を振り返りながら…。"DJ・コービーの伝説"は超カッコいい!)
本編ラストは"マンピーのG☆SPOT"!
毎回趣向を凝らしたヅラを被る桑田さんですが、今回はツアー・タイトルにちなみブリーフにマイクを立て、そこにミカンとみきゃんのぬいぐるみを付けた特別(卑猥)なヅラで登場!(爆)
アンコールに突入し、"I AM YOUR SINGER"(この曲もデビュー30周年の曲だったなぁ。その後は活動休止宣言があったけど…)等の後に登場したのはデビュー曲"勝手にシンドバッド"!
正直、この曲演らないと思ってました…(桑田さんも過去のライブのM.C.で「今更ねぇ…ラララ!とか歌えないし…」など言っていたので)
でもやはり今回のライブでは特別!
流石40周年!
会場の一体感が一番凄かった。
まぁ、全てはここから始まった訳ですから当たり前か。
そしてアンコール最後は"旅姿六人衆"。
タイトルは"旅姿四十周年"となっていて、歌詞が一部特別に変えられていました。
元々の歌詞は当時のスタッフでもある「Mr.Suizu等がいてくれたら~」だった歌詞が現在のスタッフ「Mr.Nanya等が~」に変更されていて、サザンを支えた現在のスタッフたちへの感謝を歌った特別バージョンに。
ちなみに"Mr.Nanya"はサザン・ファンにはお馴染みで、ずっとサザンのステージを支えた舞台監督の南谷氏のこと。(たまにコンサートで紹介されますね。)
あっという間の3時間半!(全36曲!)
63歳で休憩も取らず、ずっと歌い続けたサザンの皆さん。(声も最後までしっかり出てた!)
もう凄すぎるとしか言い様がありません!
セトリも最近のシングルからスタートし、中期~初期ナンバーへと時代を遡るような構成で、新しいファンから古いファンにも楽しめる内容。
"真夏の果実"や"いとしのエリー"のような超有名曲は無かったけど、今回のセトリはなかなかライブでは聴くことが出来ない曲も多く選曲されていて、"特別感"満載の内容だと思いました。(マニア向け!サザンをあまり知らない人には不満な内容か!?)
これまで観たサザンのコンサートでも間違いなくダントツで最高のライブでした。
新しい令和の時代となり、次はどんなサザンを我々に魅せてくれるのか楽しみです!
とりあえずは早くあの新曲を発売してっ!
[SET LIST]
1.東京VICTORY
2.壮年JUMP
3.希望の轍
4.闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて
5.SAUDADE~真冬の蜃気楼~
6.彩~Aja~
7.神の島遥か国
8.青春番外地
9.欲しくて欲しくてたまらない
10.Moon Light Lover
11.赤い炎の女
12.北鎌倉の思い出
13.古戦場で濡れん坊は昭和のHero
14.JAPANEGGAE(ジャパネゲエ)
15.女神達への情歌(報道されないY型の彼方へ)
16.慕情
17.愛はスローにちょっとずつ(新曲)
18.ゆけ!!力道山
19.CRY 哀 CRY
20.HAIR
21.当たって砕けろ
22.東京シャッフル
23.DJ・コービーの伝説
24.わすれじのレイドバック
25.思い過ごしも恋のうち
26.はっぴいえんど
27.シュラバ☆ラ☆バンバ SHULABA-LA-BAMBA
28.マチルダBABY
29.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)
30.イエローマン~星の王子様~
31.マンピーのG☆SPOT
~Encore~
32.I AM YOUR SINGER
33..LOVE AFFAIR~秘密のデート~
34.栄光の男
35.勝手にシンドバッド
36.旅姿六人衆(旅姿四十周年)