29日はリンゴ先生とオールスター・バンドの広島公演に参加!
3年ぶりとなる来日公演!(ポール先生の毎年来日はちょっと勘弁して欲しいけど、リンゴ先生の3年周期くらいがちょうど良い。)
オールスター・バンドも今年で何と30周年!
リンゴ先生じゃないと誰も出来なかったであろうこの企画のバンドも第15期となりました。(凄い!)
毎回豪華メンバーによるライブはどれも個性的で魅力ですが、歴代一番豪華だった顔ぶれの1989年第1期と1992年第2期が演奏面では一番酷く、"バンド"としてのまとまりを感じたのが第4期以降から。
バンドとしてまとまった最大の要因は第3期から参加となったマーク・リヴェラの存在。
度々オールスター・バンドに参加しながらもリンゴ先生からの信頼は絶大で、第4期以降はオールスター・バンドのバンマスとして長い間サウンドを支えてきました。(プレイヤーとしてステージに出ないツアーでも裏方でバンマスを担当。)
オールスター・バンドのメンバーの何人かは亡くなっている人もいて、改めて30年という長い歴史を感じさせます。
そして今回注目のオールスター・バンドのメンバーは日本に来日する前に終了した北米ツアーをもって元10ccのグレアム・グルードマンが抜け、代わりにアベレージ・ホワイト・バンドのヘイミッシュ・スチュワートが復帰。(第9期、10期メンバー)
昨年、ネッド・ドヒニーとの来日以来となる約7ヵ月ぶりの日本。
メン・アット・ワークのコリン・ヘイはオールスター・バンドとしては初の来日。(第8期、第10期メンバー。)
そして先月2月にTOTOの日本公演で来日したスティーブ・ルカサーとウォーレン・ハムも1ヵ月経たないうちに来日というハードなスケジュールを見事こなし、再び日本に来てくれました!
もちろんグレッグ・ローリーとグレッグ・ビソネットの存在も忘れちゃいけません!(特にグレッグ・ビソネットはオールスター・バンドに加入して10年!)
広島に到着し、広島でのイベントで知り合った東さんにまずは連絡を取り会場でご挨拶。
東さんはリンゴ先生を送迎するので(毎回リンゴ先生を送迎している!)メンバーの会場到着時間を教えてくれ、前回のリンゴ先生のコンサート以来3年ぶりの再会となりました。(何と東さんはこの日誕生日!)
※リンゴ先生には会えませんでしたが、会場入りするヘイミッシュやグレッグ・ローリー、グレッグ・ビソネットは手を振ってくれた!(写真はスタッフに止められて撮影出来ず…残念!)
開演時間19時ちょうどにコンサートがスタート!(毎回定刻通りにスタート!ポール先生もこういうところは見習ってほしい!)
ここ最近ではオープニング曲として定着した感のある"Matchbox"からスタート!
78歳とは思えないくらい元気に走ってステージ・イン!
リンゴ先生からグレッグ・ローリー~スティーブ・ルカサーに続いて歌うのはヘイミッシュ・スチュワート!
アベレージ・ホワイト・バンドのヒット曲"Pick Up The Pieces"を披露!(←もうココでこの曲を演っちゃう!?)
会場が一層盛り上がります。
そして次に登場したのは、今回のオールスター・バンドで個人的に最も観たかったコリン・ヘイの登場!
メン・アット・ワークの代表曲"Down Under"を披露。
まさか今回ホントに生で聴けるとは…ちょっと感動です。
意外だったのがアルバム「リンゴ2012」から"Anthem"が生き残っていたこと!
新しい曲(といってももう7年前の曲なのか…)がこうして残ったことが嬉しい!
しかし、昨年発売された新しいアルバム「Give More Love」からは一曲も披露されず、少し残念。(期待していただけに…)
コンサートも後半に入り、再びヘイミッシュの出番で披露されたのがアイズレー・ブラザースの"Work To Do"!
アベレージ・ホワイト・バンドもカヴァーした
この曲のチョイス…渋い!
ヘイミッシュの上手さが分かるナンバーとなりました。
そんなヘイミッシュ。
何と今回3曲を披露!(第9期は1曲も歌わず、ベースでのサポートのみ。第10期は2曲だけ披露。)
オールスター・バンドでのヘイミッシュの存在の大きさが分かります。
注目のコリン・ヘイは他にメン・アット・ワークの"Overkill"と"Who Can It Be Now?"も披露。
CDで聴くよりもオールスター・バンドでのアレンジが妙に心地良く、一気に引き込まれました。
最後は2008年辺りから演奏しはじめた"With A Little Help From My Friends"からの"Give Peace A Chance"で終了。
あっという間の2時間。
毎回観る度に素晴らしいと思わされるリンゴ先生のコンサート。
前回のメンバーにも感動しましたが、今回はまた特別感もあり、このコンサートもぜひ映像化希望!
年齢的にも次回は難しいかもしれないけど、またリンゴ先生に会えますように。
[SET LIST]
1.Matchbox(Ringo Starr)
2.It Don't Come Easy(Ringo Starr)
3.What Goes On(Ringo Starr)
4.Evil Ways(Gregg Rolie)
5.Rosanna(Steve Lukather)
6.Pick Up The Pieces(Hamish Stuart)
7.Down Under(Colin Hey)
8.Boys(Ring Starr)
9.Don't Pass Me By(Ringo Starr)
10.Yellow Submarine(Ringo Starr)
11.Cut The Cake(Hanmish Stuart)
12.Black Magic Woman(Gregg Rolie)
13.You're Sixteen(Ringo Starr)
14.Anthem(Ringo Starr)
15.Overkill(Colin Hey)
16.Africa(Steve Lukather)
17.Work To Do(Hamish Stuart)
18.Oye Como Va(Glegg Rolie)
19.I Wanna Be Your Man(Ringo Starr)
20.Who Can It Be Now?(Colin Hey)
21.Hold The Line(Steve Lukather)
22.Photograph(Ringo Starr)
23.Act Naturally(Ringo Starr)
24.With A Little Help From My Friends~Give Peace A Chance(Ringo Starr)