迫り来る11月を前にして、ようやく庭の片付けをしました。
空になった鳥かご越しに見える晩秋の風景です。
1年草のボーダー花壇がなくなった庭は、妙にがらんとして広く感じます。
引越しで荷物がなくなった家みたい。
中央のシンボルツリーのヤマボウシだけが、美しく紅葉して、存在感をアピールしています。

菜園スペースのミニトマト、ひとつふたつと収穫があったので残していましたが、とうとう撤収しました。
長いことお疲れ様でした。
こぼれた実は、来シーズンの発芽の可能性にかけて、そのまま埋めてみよう。
1株から1700個ものミニトマトを収穫し、現在も記録更新中のROMIさん!最低気温1度、霜で茎が茶色くなってもこのくらいまではいけるみたいです。目指せ!2000個!

激辛軍団最後の戦士タバスコ。
一緒に育てていたハラペーニョやハバネロに比べて、生育がゆっくりでした。
そろそろ限界かな。真っ赤になるところが見れなくて残念。
菜園の脇には、あいた鉢がごーろごろ。これを洗うのが冷たくつらい作業なんですよね。
春に誘引したクレマチス「モンタナ・スノーフレーク」。期待の星だったのに、たった2輪しか花をつけず、無念〜。
新枝咲きで、今年延びた枝に翌年花がつくそうなので、これだけ繁れば来年こそ期待できそう。
こうして見ると、晩秋もいいものです。
色づく葉はもちろん、立ち枯れていく花にさえ、刹那的な美しさを感じます。
近づく冬の足音を聞きながら、黙って見つめていたら、来シーズンの庭が見えてきました。
庭を片付けていて、どうしても切れなかった秋明菊。
以前にも書きましたが、八重の白花は美しいです。一重のピンクと比べ、花期が長く、凛として咲き続けています。
春は
八重のオダマキがお気に入りでしたが、秋は秋明菊で決まりかな。お互い想いあって咲いてるみたい。

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