2014/8/27
Y様のお庭(滋賀県高島市) ガーデニング
今回は今までで一番遠方でのガーデニング工事でした
滋賀県高島市。
琵琶湖の上の方?です。笑
遠くのお客様からお声を掛けて頂けるのは
本当に嬉しい事です
今までにもたくさんの方からお話を頂戴いたしましたが
なかなか実現できない程遠方の方が多く
申し訳ない気持ちと
残念な気持ちでいっぱいでした
今回は滋賀県。
調べてみたら片道2時間半。
これは行けそうな予感
スウェッジアンドケイは愛知県西部にあります。
今まで県内と岐阜、三重では施工させて頂いたことがありましたが
隣接しない県では初めての施工となりました♪
とてもワクワクです。笑
ちなみに静岡ではまだありません。
隣接してるけど遠い静岡。。。
いつかご縁があるといいのですが
とは言うものの、実は今回外構工事のご相談も頂いたのですが
残念ながらそれにはお応えできませんでした
代わりにデザイン・プランはご用意させて頂き
施工はY様から直接地元の業者さんにご依頼頂くと言う事で。
初めておじゃましたのは今年の3月。
もうそろそろ春だな〜
なんて感じる頃でした。
地元愛知はこんな感じで





その日、3月21日。
覚えてらっしゃる方もひょっとしたらいらっしゃるかもしれませんが
関西方面はと言うと・・・

季節外れの大雪だった日です
ノーマルタイヤでノコノコ走って行った自分を責めまくりました
帰りに見た琵琶湖も
大荒れ

波乱の幕開けとなりました。笑
それでもY様のお宅へ着いた頃には天気も落ち着いて
無事ご挨拶も出来、
お打ち合わせもゆっくり出来ました♪
本題のお庭はと言うと広くてまだフラットの状態。

これはやりがいのありそうな気配。笑
ただ広すぎるお庭と言うのはメンテナンスも大変ですし
実は何かと不便だったりします。
一概に広いから良いとか悪いとかは言い切れませんが
日々の生活の中でガーデニングを楽しむには
あまり広すぎると手間が掛かって
逆にお庭がストレスになってしまいがち。
その辺りもよく考慮してレイアウトを考えなければなりません。
その場でラフスケッチを描いてご提案。
ホントのラフなのでお見せするのも忍びないのですが、、、

ウッドフェンスをL字に立てて少しお庭を区切る方法を。
もう少しだけまともな図面を作り後日お送りいたしました。
あとは地元業者さんがそんな感じで施工してくれれば
ガーデニングのプランを正式にたてるだけです
それからお待ちする事4ヵ月
夏です♪
地元業者さんも慣れない工事に少し戸惑いもあったようですが
いよいよ完成したと言うご連絡を頂き
もう一度見に行くことに

さすがに7月ですので雪なんてことは当然なく
曇ってはいましたが雨も降らず快適なドライブでした。笑

指示させて頂いた通りに大体出来てる
木の感じがとても可愛い

そして玄関先にも新たに設置された白いフェンス。
こちらへの飾り付けも一緒に。

そしてついでにと言う事でご依頼いただいた
リビング掃出し窓へのステップ。
このサイズでは奥行きも狭く、さらに低すぎるため
かなり使いにくいと言うお話でした。

と言う訳で、滋賀県を後にし
いよいよお庭のプランを。
フェンスなどの配置形状をこちらで指定させてもらってるので
かなり描きやすかったです。
こんな感じに♪

それでは前置きが長くなりましたが
昨日完成しましたお庭をご覧ください♪
ちなみに、また途中雨が降ってしまいましたが
ほとんど曇っていただので
暑くもなく逆に快適でした。
しかも最後に晴れたので
写真は綺麗に撮れたりして
願ったり叶ったりでした
まずは全体像です。

お庭を区切った分、コンパクトに濃密なお庭に出来ましたね♪
そしていつも通り!
お庭の入口からグルッと回遊できるレイアウト。
上手くいったと思います
右からでも左からでも♪

ぐるぐる♪

お庭と言うのは「先がかすかに見える
」ぐらいが丁度いいと思っています。
その先に何があるのか、の、ワクワク感
を大切に。
いつもそればっかり言ってる気もしますが。笑
そして今回の仕掛けとして注目して欲しいのが
こちらの自社工房制作の白いフェンス。
への字になっていますね。

こうしてお庭の中央に向かってフェンスを曲げる事で
強制的に視線や行動をお庭の奥へと導きます。
ちなみに奥のフェンスが茶色なので
メリハリをつけるために白にしました。
どうですか?
思わずこの先へ行ってしまいそうになりませんか??
吸い込まれます。。

一枚もののフェンスなら斜めに設置すれば同じ効果が得られると思います。
ぜひお試しくださいね♪
そして白フェンスと物置の間にも植栽。
僅かなスペースですが2本の木を斜めに植える事で
奥行き感も出ます。
また物置の無機質感も多少軽減できますね

シンボルの島です。
大き目のオリーブの周りに脚立などの古道具と
石を使った得意のロックガーデンでこのお庭のシンボルとなる
中央の島を作ります。
この様な島が無いと上手く回遊できるお庭になりません。

春に比べて花の種類があまり多くない季節ですので
カラーリーフを上手く使って。
AYUMiさんのジャンクピックと。

脚立、ミルク缶は定番ですね♪

続いて背面のフェンス前。
どこのお宅でもフェンス際と言うのは植栽の場所として定番ですが
フェンスに沿って一直線に配置してしまっては
動きが出ません。
「生垣」であったり「花壇」であったりと
所謂「静」の植栽となります。
否定はしませんがガーデニングを楽しむと言う意味では
あまり変化もなく楽しくない気がしますので
あえて膨らませたり凹ませたりして「裏通り」を作ります。

そうする事によってよりナチュラルに、
よりジャンクに演出できます。
合言葉のようですが見ててワクワクしますよね
この場所はお庭の入り口から見て中央の島に対峙するサブの島となる部分。
ボリュームを持たせなければなりません。
サブツリーのロシアンオリーブを使って。

ちょっと言葉では表現しにくいのですが…
右に見える中央の島のロックとこのサブの島のロックが
自然に関わりがあるように見えるように気を配ります。

壁面のディスプレイは派手になり過ぎない程度に。


「裏通り」はL字に立てたフェンスによって突き当りになります。
その角地を丸くディスプレイする事で裏通りは行き止まりではなく
右へと続く回遊路となります。

この角地にはよりリアルなジャンクを演出するために
古い一輪車を。現場でよく見るヤツです。笑
でもこの形、良く見るとすごく可愛いんです
ずばりお勧めですよ♪

そしてその古さをさらに惹き立てるために
背の高い植物を使います。
そう、まるで放置された一輪車の下から自然に生えたように。

ずっと前からここにあるかのようですね
アイアンのラダーディスプレイ。
壁の高さと植物の低さ、それを繋げるのに程よい高さの物を使いたい。
そんな時はラダーです。
こちらも「年季」を演出するために足元につる性の植物を植えています。
もう少し伸びてきたらもっとしっくり来ます。

こちらもAYUMiさんのプレートとハンギングのバケツの単植で。

このお庭に面したところにリビングがあり
ソファーもお庭向きに置かれています。
窓から眺めるとこんな風に見えます。


お庭を作る時は「視点」をいくつか設ける事をお勧めしています。
最低2方向。
360度グルッと見せるお庭と言うのは
本当に作るのもお世話をするのも大変です。
視点を決め見せたい方向を絞る事によって
割と楽にガーデニングを楽しむことが出来ますよ!!
今回は2方向。
先ほどの白フェンスの所からと
このリビング窓から。
木が重ならない事や
効果的に雑貨やお花が見える事、
それくらいをまずは考えて作り始めれば失敗も少なくて済みます♪
そしてそんなリビングからもパッとお庭に出られるように
ご依頼いただきましたステップも完成。

小さ目のウッドデッキのような物ですね。
ここに腰かけてお茶でも飲みながらお庭を眺めるのも楽しいかもしれません
最後に、玄関前のフェンスへのディスプレイ。

本当にたくさんの雑貨をお持ちのY様。
ディスプレイに使う雑貨の選定には苦労しました。笑
写真を撮ってあったので
それを見ながら
「これ、持ってる」
「これ、大丈夫」
と言った感じで
取り敢えずシンプルにまとめましたので
これからどんどんY様の色に染めてもらえればと思います♪
以上となります。
いかがでしたでしょう?
ガーデニングにも色々コツがございます。
それさえ掴めれば難しい事はありません。
皆さんもぜひ失敗を恐れずチャレンジしてみてくださいね♪
*お礼
Y様、この度はありがとうございました♪
気に入って頂けたでしょうか?
遠方だと言う事も忘れるくらい
施工に没頭できとても楽しかったです。
雪深い地域だと伺いましたので
冬のお庭についても何か考えないといけないかもしれませんね。
こちらはそこまで大雪になる事がめったに無いので。。
また何か出来る事があれば精一杯やらせていただきますので
遠慮なくご相談ください♪
*ガーデニングに対する皆様からのお問合わせをお待ちしております*

5

滋賀県高島市。
琵琶湖の上の方?です。笑
遠くのお客様からお声を掛けて頂けるのは
本当に嬉しい事です

今までにもたくさんの方からお話を頂戴いたしましたが
なかなか実現できない程遠方の方が多く

申し訳ない気持ちと

残念な気持ちでいっぱいでした

今回は滋賀県。
調べてみたら片道2時間半。
これは行けそうな予感

スウェッジアンドケイは愛知県西部にあります。
今まで県内と岐阜、三重では施工させて頂いたことがありましたが
隣接しない県では初めての施工となりました♪
とてもワクワクです。笑
ちなみに静岡ではまだありません。
隣接してるけど遠い静岡。。。
いつかご縁があるといいのですが

とは言うものの、実は今回外構工事のご相談も頂いたのですが
残念ながらそれにはお応えできませんでした

代わりにデザイン・プランはご用意させて頂き
施工はY様から直接地元の業者さんにご依頼頂くと言う事で。
初めておじゃましたのは今年の3月。
もうそろそろ春だな〜

なんて感じる頃でした。
地元愛知はこんな感じで






その日、3月21日。
覚えてらっしゃる方もひょっとしたらいらっしゃるかもしれませんが
関西方面はと言うと・・・

季節外れの大雪だった日です

ノーマルタイヤでノコノコ走って行った自分を責めまくりました

帰りに見た琵琶湖も
大荒れ


波乱の幕開けとなりました。笑
それでもY様のお宅へ着いた頃には天気も落ち着いて
無事ご挨拶も出来、
お打ち合わせもゆっくり出来ました♪
本題のお庭はと言うと広くてまだフラットの状態。

これはやりがいのありそうな気配。笑
ただ広すぎるお庭と言うのはメンテナンスも大変ですし
実は何かと不便だったりします。
一概に広いから良いとか悪いとかは言い切れませんが
日々の生活の中でガーデニングを楽しむには
あまり広すぎると手間が掛かって
逆にお庭がストレスになってしまいがち。
その辺りもよく考慮してレイアウトを考えなければなりません。
その場でラフスケッチを描いてご提案。
ホントのラフなのでお見せするのも忍びないのですが、、、


ウッドフェンスをL字に立てて少しお庭を区切る方法を。
もう少しだけまともな図面を作り後日お送りいたしました。
あとは地元業者さんがそんな感じで施工してくれれば
ガーデニングのプランを正式にたてるだけです

それからお待ちする事4ヵ月

地元業者さんも慣れない工事に少し戸惑いもあったようですが
いよいよ完成したと言うご連絡を頂き
もう一度見に行くことに


さすがに7月ですので雪なんてことは当然なく


指示させて頂いた通りに大体出来てる

木の感じがとても可愛い


そして玄関先にも新たに設置された白いフェンス。
こちらへの飾り付けも一緒に。

そしてついでにと言う事でご依頼いただいた
リビング掃出し窓へのステップ。
このサイズでは奥行きも狭く、さらに低すぎるため
かなり使いにくいと言うお話でした。

と言う訳で、滋賀県を後にし
いよいよお庭のプランを。
フェンスなどの配置形状をこちらで指定させてもらってるので
かなり描きやすかったです。
こんな感じに♪

それでは前置きが長くなりましたが
昨日完成しましたお庭をご覧ください♪
ちなみに、また途中雨が降ってしまいましたが

ほとんど曇っていただので
暑くもなく逆に快適でした。
しかも最後に晴れたので

写真は綺麗に撮れたりして
願ったり叶ったりでした

まずは全体像です。

お庭を区切った分、コンパクトに濃密なお庭に出来ましたね♪
そしていつも通り!
お庭の入口からグルッと回遊できるレイアウト。
上手くいったと思います

右からでも左からでも♪

ぐるぐる♪

お庭と言うのは「先がかすかに見える

その先に何があるのか、の、ワクワク感

いつもそればっかり言ってる気もしますが。笑
そして今回の仕掛けとして注目して欲しいのが

こちらの自社工房制作の白いフェンス。
への字になっていますね。

こうしてお庭の中央に向かってフェンスを曲げる事で
強制的に視線や行動をお庭の奥へと導きます。
ちなみに奥のフェンスが茶色なので
メリハリをつけるために白にしました。
どうですか?
思わずこの先へ行ってしまいそうになりませんか??
吸い込まれます。。

一枚もののフェンスなら斜めに設置すれば同じ効果が得られると思います。
ぜひお試しくださいね♪
そして白フェンスと物置の間にも植栽。
僅かなスペースですが2本の木を斜めに植える事で
奥行き感も出ます。
また物置の無機質感も多少軽減できますね


シンボルの島です。
大き目のオリーブの周りに脚立などの古道具と
石を使った得意のロックガーデンでこのお庭のシンボルとなる
中央の島を作ります。
この様な島が無いと上手く回遊できるお庭になりません。

春に比べて花の種類があまり多くない季節ですので
カラーリーフを上手く使って。
AYUMiさんのジャンクピックと。

脚立、ミルク缶は定番ですね♪

続いて背面のフェンス前。
どこのお宅でもフェンス際と言うのは植栽の場所として定番ですが
フェンスに沿って一直線に配置してしまっては
動きが出ません。
「生垣」であったり「花壇」であったりと
所謂「静」の植栽となります。
否定はしませんがガーデニングを楽しむと言う意味では
あまり変化もなく楽しくない気がしますので
あえて膨らませたり凹ませたりして「裏通り」を作ります。

そうする事によってよりナチュラルに、
よりジャンクに演出できます。
合言葉のようですが見ててワクワクしますよね

この場所はお庭の入り口から見て中央の島に対峙するサブの島となる部分。
ボリュームを持たせなければなりません。
サブツリーのロシアンオリーブを使って。

ちょっと言葉では表現しにくいのですが…
右に見える中央の島のロックとこのサブの島のロックが
自然に関わりがあるように見えるように気を配ります。

壁面のディスプレイは派手になり過ぎない程度に。


「裏通り」はL字に立てたフェンスによって突き当りになります。
その角地を丸くディスプレイする事で裏通りは行き止まりではなく
右へと続く回遊路となります。

この角地にはよりリアルなジャンクを演出するために
古い一輪車を。現場でよく見るヤツです。笑
でもこの形、良く見るとすごく可愛いんです

ずばりお勧めですよ♪

そしてその古さをさらに惹き立てるために
背の高い植物を使います。
そう、まるで放置された一輪車の下から自然に生えたように。

ずっと前からここにあるかのようですね

アイアンのラダーディスプレイ。
壁の高さと植物の低さ、それを繋げるのに程よい高さの物を使いたい。
そんな時はラダーです。
こちらも「年季」を演出するために足元につる性の植物を植えています。
もう少し伸びてきたらもっとしっくり来ます。

こちらもAYUMiさんのプレートとハンギングのバケツの単植で。

このお庭に面したところにリビングがあり
ソファーもお庭向きに置かれています。
窓から眺めるとこんな風に見えます。


お庭を作る時は「視点」をいくつか設ける事をお勧めしています。
最低2方向。
360度グルッと見せるお庭と言うのは
本当に作るのもお世話をするのも大変です。
視点を決め見せたい方向を絞る事によって
割と楽にガーデニングを楽しむことが出来ますよ!!
今回は2方向。
先ほどの白フェンスの所からと
このリビング窓から。
木が重ならない事や
効果的に雑貨やお花が見える事、
それくらいをまずは考えて作り始めれば失敗も少なくて済みます♪
そしてそんなリビングからもパッとお庭に出られるように
ご依頼いただきましたステップも完成。

小さ目のウッドデッキのような物ですね。
ここに腰かけてお茶でも飲みながらお庭を眺めるのも楽しいかもしれません

最後に、玄関前のフェンスへのディスプレイ。

本当にたくさんの雑貨をお持ちのY様。
ディスプレイに使う雑貨の選定には苦労しました。笑
写真を撮ってあったので
それを見ながら
「これ、持ってる」
「これ、大丈夫」
と言った感じで

取り敢えずシンプルにまとめましたので
これからどんどんY様の色に染めてもらえればと思います♪
以上となります。
いかがでしたでしょう?
ガーデニングにも色々コツがございます。
それさえ掴めれば難しい事はありません。
皆さんもぜひ失敗を恐れずチャレンジしてみてくださいね♪
*お礼
Y様、この度はありがとうございました♪
気に入って頂けたでしょうか?
遠方だと言う事も忘れるくらい
施工に没頭できとても楽しかったです。
雪深い地域だと伺いましたので
冬のお庭についても何か考えないといけないかもしれませんね。
こちらはそこまで大雪になる事がめったに無いので。。
また何か出来る事があれば精一杯やらせていただきますので
遠慮なくご相談ください♪
*ガーデニングに対する皆様からのお問合わせをお待ちしております*



