ツーさんが久里浜港で嬉しいお出迎え
6月9日(土)の朝、10日前に出航した下関港の同じ埠頭にフェリーは接岸。
そのまま入国審査へ。出かけた時と同じ税関の係官。入国申告書に目をやりながら、「ご無事で何より…ずいぶん日焼けしましたね」と。
奥に入った入国審査もそのままOKスタンプ。ものの10分くらいでのパスでした。
韓国の出入国審査も、これくらい簡便になれば、もっとオートバイでの渡韓が増えるだろうに、と思ったね。
日本国内の帰路は、予約してあった大分〜久里浜を結ぶ「シャトルハイウェイ」に乗って帰ることに。
下関から「九州自動車道」、福岡を経由してから「大分自動車道」で大分へ向かった。
ところが、前夜のシケによる船酔いの後遺症で、無意識のうちに蛇行走行に。大分自動車道の山田SAで朝食を注文するも、食欲がサッパリ出てこない。そのうち、急激に睡魔が襲ってきたので芝生に寝ころんだ。目が醒めるまで小一時間は夢の世界。

リフレッシュしてから大分方面に向かう。展望の良い別府湾SAで、ウルトラ乗りの「Haruさん」と出会う。久しぶりの「日本語談義」がナゼか新鮮な感じ。
23時45分の大分出航(受付は20時)まではかなりの時間的余裕。体調も戻ってきたので、R197〜R217で南下して片道70`ほどの保戸島を望む、津久見・四浦(半島)の景勝ポイントへ。帰りには佐賀関を周って「関アジ」で舌鼓を打つ。
大分港でのバイク乗船は、九州バイクツーリングを終えた葛飾のWさんとコンさんの二台だけ。20時間の船旅は、「睡眠」「お酒」「食事」の繰り返しパターン。電話では、東海・関東地方は大雨とかで、結果的にフェリーの選択は正解だったようだ。
6月10日(日)20時、定刻に久里浜港に接岸。下船すると大きく両手を振って停止を命ずるお方が。 ナント「鎌倉のツーさん」が、遅い時間なのにわざわざオイラのツーリングの労をねぎらいに「お出迎え」。ウレシカッタァ〜!ツーさん、ありがとうよ!

久里浜からコンさんちは、横浜横須賀道路〜保土ヶ谷バイパスを経由して40分ほど。先人の「100里の道も、99里をもって半ばとす」との格言を肝に銘じ、安全運転に徹して無事22時前には帰宅と相成りました。
今回の旅は、12泊13日・実走行距離3,497qでした。何より「無事故」「無違反」「無故障」「健康」で元気に帰れたことはラッキーでした。
それに加えて、オートバイ仲間から毎日励ましの応援メッセージの送信をいただき、また韓国内では沢山の人の善意に支えられました。
道中、「人の情け」に触れて、コンさんが胸を熱くしたのは、一度や二度ではありませんでした。

いつの日か、九州や北海道にツーリングするのと同じように、韓国オートバイツーリングが、もっと気軽にできる日が来ると良いと思いますね。
コンさんの「
韓国ソロツー(最終回)フォトレポ」(←ココをクリック)は、これにてジ・エンドです。
長〜いツーレポにお付合いいただいお仲間に感謝いたします。カムサハムニダ

0