吊橋・蛇との遭遇・鹿鍋・和紙の灯
WTN-Jの天竜・秋葉キャンプ(10月18〜19日)を終えた日曜日、秋晴れと勤務非番に触発されて、寸又峡への一人旅で北東へ向かった。
断崖絶壁が続き、車の交差不能の箇所の多いR77を通り抜けないと辿り着けない「寸又峡」は、“日本の秘境”の一つだと思った。
車通行禁止のどん詰まりの駐車場まで行ってバイクを停め、約3時間の道を徒歩で巡ってみた。
夢の吊橋へは約30分の道のりで、急な坂道を下っていく。この日の快晴はチンダル湖をコバルトブルーに染めていた。
コンさんも一人で恐る恐ると長さ90メートル・高さ8メートルの吊橋を渡った。8メートルの高さなのに、ナゼか数十メートルもあるように感じる。後に続いたカップルの女性は、橋の中央でシャガミこんで動けなくなり、連れの男性の顔も引き攣ってたっけ。

約1時間半のタフな寸又峡プロムナードロードは、右回りの方が楽でお奨めと思う。
次に、グリーンシャワーコースなる道を巡った。朝日岳(1,827m)大無間山(2,329m)の登山道に通ずるコース。名前に誘われて歩いたが、吊橋へはかなり急な崖を下る山道。しかも、だ〜れも行き会わないでコンさん一人。
途中には「熊出没注意!」の看板がアチコチに。やや寂しいが、ともあれ沢のほうに下りて吊橋の「猿並橋」を渡る。でも、この道は登山道で寸又峡には戻れない。やむなく吊橋をUターン。
崖道を上がってロードに出る途中でザワザワと音がする。ひょっと見ると、やや大きめの「ヘビ」が足元にスネークしてのご挨拶。
一瞬ビビッたが、すぐにカメラのシャッターを切ったコン様は、なかなかエライ!。

寸又峡の水車小屋駐車場に辿り着いたころには、既に夕方。夜道を帰るのはキケンなので、観光協会さんのお力を借りて、何とかペンションのお宿を確保。
その晩のお宿の夕食は幸運にも「鹿鍋」。食するのは、たしか初めてだったと思うが、ビールにとてもフィットするお味でした。
たまたまこの期間の寸又峡温泉は、夜の温泉街で「和紙のあかり展」の開催期間中。カメラを下げて散策してみた。
ナントも幻想的な風情を醸し出していて、一人で不思議な世界に入り込んだ気分でしたナ。
翌日は、R388から奥大井の井川湖へと向かい、帰路はR60〜R189〜R27の山合の道を通ってR1〜東名高速での帰還。久しぶりにソロで堪能した「
秘境・寸又峡への旅」(←フォトアルバムはココ)でした。

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