「肩こりはなぜ起こる?C(前かがみの姿勢が肩こりの原因)」
整体
この猛暑、大阪では、猛暑日の連続記録を更新したそうです。
本日の京都は、お湿りがありそうな雰囲気は、あったのですが、冷やかしで終わりました。そのせいか、蒸し、蒸し。
さて、本日は肩こりはなぜ起こる?Cです。
人間の背骨(脊椎)は、頚椎(首の骨)7個(椎)が、胸椎(背中の骨)12個(椎)、腰椎(腰の骨)5個(椎)が、ゆるやかに、頚椎が前方にカーブ(湾曲)、胸椎が後方にカーブ(港湾)、腰椎が前方にカーブ(湾曲)しています。これをS字湾曲といいます。
正しい姿勢をとった時の人の頭の位置は体の中心線(正中線)の上に位置します。このとき、頚椎の前方カーブの頂点、頚椎のほぼ中央の喉ぼとけの高さあたりになります。
ところが、パソコン、ゲーム、携帯メール、読書など、前かがみの姿勢をとると、頚椎の前方カーブはさらに強くなり、2〜3分もすれば、後頭部から首筋、肩にかけてジーンと張った(こった)感じがしてきます。
これは、頭の位置が本来の中心線から前にズレたために、頭を支え、首を後ろに引き戻してバランスをとろうと、働く僧帽筋や肩甲挙筋などの首筋の筋肉が、通常より2〜3倍もの力を出さなければならないため、肩こりの原因となるわけです。
本日はここまで、続きは次回へ。


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