インターネットと世界観  独り言



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 最近は、インターネットを利用して、買い物もしているせいか、外出そのもの自体が減った感じがす

るのだが、確かに利便性の点からみても、そうなるのが当たり前だろう。それに多種多様の情報も得

る事が出来るので尚更なのだ。だから視野も拡がり、世界観まで狭くなった印象もある。つまり自宅

に居ながらにして国際情勢までも垣間見る事が出来る訳だ。たが昔も戦後から高度成長期に掛けて

は旅客用ジェット機の開発によって、世界が狭くなったと言われた時代があった。それはTBSが放送

をしていた「兼高かおる世界の旅」なんて番組を思い出すと解るのだが、当時の国際観とて、所詮は

こんなものだったのか?と見直すのも面白い。特に三井物産がスポンサーだった時代は勢いを感じた

ものだ。音楽が好きな人なら覚えもあるだろうが、近年の急速な近代化で民族性まで平均化したよう

に思えるのは気のせいか?例えばクラシック音楽の場合では、既に「本場」なんて言葉も死語だろう。


それと言うのもオーケストラに限って言えば、昔なら音色やリズムの癖から大体、何処の国の楽団か

位は把握を出来たものである。それが今では、ウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」を聴いて

も、ちっともウィーン情緒すら感じない。只、機能的な演奏が目の前を通り過ぎるだけで、全く耳に留

まらないのだ。それはドイツのオーケストラとても同様で、嘗てのベルリン・フィルでさえ、名前を伏せ

れば、何処の国の楽団かも解らない。だから自身でも、古いものばかりを聴くようになったのかなとも

思うが、古いものを聴くと「ウィーン情緒」とて田舎っぽいのが本当で、堅物だが渋くて時に燻した銀

のような輝きが見えて、やや神経質な音色のドイツの楽団があるのが解る。結局、それが聴きたくて

古い演奏ばかりを聴いている。楽曲は、ベートーヴェンも然り、モーツァルト然りだ。現在の私見では

ワーグナーも良いが、特に「ローエングリン」を聴きたくなる。「パァーっ」と弾けるブラスの響きも最高

だが、「ハインリヒ王万歳!」の合唱にはゾクゾクする。ワーグナーと言えば、北欧神話を題材とした

ものも多々あるのだが、何故かドイツを感じる。それと最近は矢鱈とバッハも聴くようになったのも

聴き手の年齢にも起因をしているのかも知れない。私も人生の半分を越えてしまった。早いものだ。

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