新しい考えより優れたもの  コラム



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作家の志茂田景樹氏は言った。「頭の中を同じ考えが堂々巡りしているのは、完全に行き詰まった証拠。すぐに考えを変える。しかし、前の考えを捨ててはいけない。並走させて検討していくと、欠点が見えてきて、新しい考えより優れたものになる事がある」と。そりゃそうだ。日本共産党以下、民主党系政党の所謂「特定野党」が正にそれではないか?そこで「桜」だ。即ち「桜を見る会」だが、それについて「憲法学者らが1月に安倍晋三首相を背任の疑いで告発した問題で、東京地検が告発を不受理にしていたことが分かった」との事。朝日新聞の記事だ。それによると「26日の衆院法務委員会で共産党の藤野保史氏が明らかにした。不受理の通知は1月31日で、「代理人による告発を受理できない」などの理由」。書類の不備とかだろうか?尚、その告発団だが、人数は662人だったか、兎に角大人数だ。根拠すら想像の域を出ていないのに、これは無茶だろう。しかしまあ、こんなに人数も居て「何をやってんだか?」だ。名簿に名前貸しやら身内やら、その辺も単なる数集めなのかも知れない。

では例の東京高検検事長の後任だが、元名古屋高等検察庁検事長の林真琴氏が就任した。26日付だった。「新型コロナウィルス」による東京都の「緊急事態宣言」中に朝日新聞と産経新聞の記者と共に賭けマージャンをしていた事で検察官としての道義、辞任した黒川弘務氏の後任としてだ。それで27日に行われた就任会見でこう発言した。朝日新聞によると「黒川氏の不祥事について「誠に不適切で国民の信頼を揺るがす深刻な事態。国民に改めておわびする」と謝罪」。「検察の刑罰権行使には、国民の信頼が不可欠。信頼を取り戻すことに努めたい」と」の事。尚、検察庁法改正案については言及しなかった。そこで気になるのは、林氏による検察と政治との距離に関する見識だが、氏曰く「一定の距離を保って職務を遂行すべきだ。距離感が近くなると政治と癒着する形になるからではなく、国民から何か癒着があるのではないかと公正らしさが疑われるためだ」と。しかしこの期に及んで「一定の距離」もないものだ。然も朝日新聞の記事なので会見の際の言葉のニュアンスは解らず、肝心の媒体との癒着についてはスルーなのも気になる。案外と関わり合いも深いのかも知れず野暮なのかも?

それと今回の案件に対して、とても参考になる記事だ。ニッポン放送Newsと言うサイトによると2月3日放送の「飯田浩司のOK! Cozy up!」にてジャーナリストの須田慎一郎氏が検察庁の諸事情を語った。抜粋するが、例の黒川氏の定年延長の件だ。もちろん理由はある。しかしそこを何故か各媒体はスルーだ。そこを須田氏は語る
「1月31日にこの人事が閣議で決定したのですが、これをもってして当てが外れた人たちが、また官邸の介入、忖度ではないかと野党や一部メディアが大騒ぎを始めていて、きょう(3日)以降、この一件が安倍政権批判に利用されそうな流れになっています」と。2月の時点でこうだ。そして後は見た通りだ。では人事上の事情だが、「東京高検検事長は検事総長に次ぐ序列のポストで、法務検察のナンバー2です。そこに黒川弘務さんという人が就いているのです」と。その黒川氏の定年が半年伸びた。では背景だ。とどのつまりでもあるが、「そもそも法務検察のなかで、林真琴さんという名古屋高検の検事長、検察のなかの序列で言うとナンバー4という人がいて、黒川さんと同期です。この2人が検事総長の座をめぐって激しく争っていました」と。その林氏だが、役所サイドでは都合が良いそうだ。しかし黒川氏は法務省の官房長であり、事務次官だ。即ち法務省関連の予算や法律を通すに辺り、国会調整や与野党調整の経験がある。そこで官邸としては、法務検察絡みで都合の良い人が居れば何かと良い。その意を法務検察サイドが、その辺の事を踏まえ調整に入った。検事総長の交代をスムーズに進める為だ。だがそんな時にカルロス・ゴーン被告の国外逃亡だ。それで計画がズレた訳だ。須田氏は言う。

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「実を言うと朝日新聞などの批判的なメディアは、この部分がすっぽり抜けているのです」と。「そういう法務検察の事情を一部メディアは無視しているのか、知らないかのどちらかですが、結果的にこういう報道の仕方になっている」と。なので仕方なく「とりあえず半年間の定年延長をして、然るべきタイミングで交代しようというのが今回の人事の背景です」と。つまり閣議決定したのは法務検察側の要望だった。即ち立憲民主党とか、朝日新聞は、その背景を無視して政局に利用をしたのだが勝手に自爆だ。「検察庁法改正案」は『国家公務員法』に含まれるから束ねて採決しようとしたのに「三権分立の崩壊」だなんて騒ぐ。そりゃあ面倒になって廃案にもなる。

「桜を見る会」めぐる首相告発を不受理 東京地検
https://www.asahi.com/sp/articles/ASN5W44RNN5VUTIL04K.html
新東京高検検事長の林氏「政治と一定の距離保つべきだ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/73f7669a8ad7b8b0b02a72bb5f6055e4e9fd6d0f
須田慎一郎が解説〜東京高検の検事長定年延長決定の裏側
https://news.1242.com/article/205870
記事関連Twitter:三輪さち子(朝日新聞記者)@MIWAsachik0
https://twitter.com/MIWAsachik0/status/1264370349426143233

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