2020/1/8  17:37

まずは一本  映画の話

 今年の目標〜少し自分を甘やかす〜を忘れんうちにとKBCシネマに行ってきましたよ。なんと去年の一年間、一人で映画館に行ったのは0ゼロですわよ。たった一回おっちゃんと行ったのは無料チケットがあった「記憶にございません」だけ。我ながらびっくり。

 私の一番の趣味は自他共に認めるところのおっちゃんであるが、二番三番の趣味も大事に育んでいかんと一番に振り向けるパワーが低下することに気づいた。いかん、これはいかんわ。何もフラダンスを習うためにハワイに年に二度は行くとか、乗馬を極めるために自分の馬を持つとか言うてるわけじゃないんじゃん。日々の中で自分で時間を見つけていかにゃね。

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 「家族を想うとき」2019年 英国 ☆☆☆☆

 監督 ケン・ローチ
 主演 クリス・ヒッチェン

 ターナー家は高校生の息子セブ、小学生の娘ライザ、介護士のママとパパのリッキー。厳しい生活から抜け出すべくリッキーはフランチャイズの自営業である宅配ドライバーの仕事を始める。しかし、まずは宅配用の車を買うために借金。交通違反切符を切られ、ミスをしたとして違約金。時間に追われランチの時間もトイレの時間もとれないようなすさまじい荷物の山。強盗に襲われて機械を壊され修理代を請求される。もう身も心もボロボロに。

 どうして幸せになろうと努力する人を棒で押して川に落とすようなことになってしまうんやろう。仕事をすることで家族を守り、家族が守られることで仕事への力が湧くはずなのに。失敗が許されず、その失敗は自己責任と責められるだけの社会に伸びしろはあるんでしょうか。一方では絆という言葉だけが独り歩きし、一方では小さな失敗を許容できない社会。

 これまでのケン・ローチ作品であれば貧しいながらも支えあう近所の人や仲間が登場し、それを救いとして画面を見るのに今回は情け容赦ありません。こ、ここで終わるんかいっ!と叫びたくなるところでエンドロールが流れてきます。

 爽やかな気持ちで映画館を出たい方にはお勧めできません。私も心機一転第一弾として選んだ映画としては失敗したかな、と思います。でも一日たって、お母さんのアビーの切々と夫や息子に家族に向き合ってと訴える姿の素晴らしさがよみがえってきます。このお母さんがターナー家の中心である限りは大丈夫だよな、と思えます。

 気持ちが弱ってない時に見てみてね。☆は4つ。イギリス映画ですのでね、めっちゃイケメンは出てきませんよ。そこらへんの普通の兄さんおっさんおばちゃん。そこがまたリアリティ。




2020/1/13  19:42

投稿者:ミホ

>lalaさん
一番乗りありがとうございます!62歳仲間だね。
まずは一日甘やかしてみたよ。

2020/1/13  19:41

投稿者:ミホ

>おそめさん
見た日は胸が痛むんですが、あとからジンワリが来ます。
へへ。今年はまた映画が趣味ですって言えるくらいになり
たいです。「パラサイト」が面白そう。

2020/1/12  6:58

投稿者:lala

お誕生日おめでとう!62歳仲間ですね。
どんどん甘やかして下さい!

2020/1/9  17:06

投稿者:おそめ

私も新年にまず一つ見たいと思ったので行こうかな。でも弱ってるから。。。どうしましょうか。
ミホさんの映画評が大好きです。今年はまた沢山読めると期待しています!

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